# 旧聞since2009

# 松坂大輔を見てきた

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 タマスタ筑後(福岡県筑後市)で9月10日にあったソフトバンクVSオリックスの二軍戦を見てきた。土曜で、しかもソフトバンク先発が松坂大輔とあって3,113人収容の球場は満員。松坂の調子も上々という報道があったので、かなり期待したのだが、散々な出来だった。3回を投げて被安打0、無失点ながら、7四死球の大乱調。ストレートも最速140㌔をようやく超えた程度で、3回を終わると右足を引きずってベンチに帰り、そのまま降板となった。クールな私の家族は「松坂の引退試合を見られて良かった」と辛辣だった。

 松坂の投球内容を一応紹介すると、1回は1番・宗にストレートの四球、2番・堤に死球でいきなり無死1、2塁のピンチを迎えたが、3番・園部を6-4-3の併殺、4番・ボグセビックをショートライナーで何とか無失点で切り抜けた。2回は5番・モレルをライトライナー、6番・武田をショートフライで簡単に2死を取り、立ち直ったかに見えたが、7番・吉田、8番・奥波にはいずれもフルカウントから連続四球。9番・伏見をサードゴロで、ようやくチェンジ。

 3回は宗のライトライナーで1死を取った後、堤、園部、ボグセビックには3連続四球で1死満塁。この辺りで右足を気にする素振りを見せ出し、モレルを3-6-1の併殺で仕留め難を逃れたものの、一塁ベースカバーに入った時に右足を悪化させたようだった。気になったのは空振りをほとんど奪えなかったことだ。私が気付いた限りでは2回に奥波が初球を空振りしただけで、その点でも寂しい投球だった。(11日の新聞によると、右足ではなく右臀部に違和感を覚えたという)

 試合は、松坂に代わった島袋が最速146㌔のストレートを武器に小気味いいピッチングを見せたが、4回2死から奥波に左越えの1発を浴び、これが決勝点となって1-0でオリックスが勝利した。ソフトバンクはわずか2安打で、上林、真砂といった期待の若手も精彩を欠き、まったく良い所がない試合だった。一軍の貧打は目を覆う状況だけに、こういった苦境の時にこそ二軍の若手が救世主になって欲しいのだが。

 タマスタ筑後は、今春開場したソフトバンクの新ファーム施設・HAWKSベースボールパーク筑後のメイン球場で、選手寮もパークの中にある。周囲にはただただ田畑が広がり、野球をやる以外にない場所だから、若手の育成にはもってこいだとも言われているが…。初めて行ってみての感想は「福岡市から思った以上に遠い」だった。駐車場の収容台数(326台)も予想外に少なく、近くの民家が庭先に設けた臨時駐車場利用を強いられた(料金は終日500円で意外に良心的)。旧・ファーム球場があった福岡市東区の雁の巣に比べれば、飲食等は充実しており、この点はうれしかった。
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# 東福岡、圧勝で花園へ

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 第95回全国高校ラグビー福岡県大会の決勝が15日、福岡市博多区の博多の森陸上競技場で行われ、東福岡が52-5(前半24-5、後半28-0)で筑紫を下し、16年連続26回目の花園出場を決めた。8日の準決勝後「筑紫、花園に前進?」という記事を書き、記念大会による出場校増枠分(九州に1枠)が福岡県に割り当てられるのが順当だと書いた。今もその思いは変わらないが、決勝が予想以上の大差となり、今月23日に予定される記念大会枠の出場校選考は、ひょっとしたら紛糾するかもしれない。

 試合は、東福岡が選手個々の突破力とパス回しのうまさで筑紫を圧倒、前後半で計7トライ(ゴールも全て成功)を積み重ねた。筑紫もボール保持率ではほぼ互角に見えたが、ハンドリングエラーが多かったこともあって東福岡の堅い防御をなかなか破れず、前半終了直前、ラインアウトから1トライを奪っただけに終わった。数年前までは徹底したFW戦で東福岡を苦しめてきた筑紫だが、相手と同様の展開ラグビーで挑み、力及ばなかったという印象だ。

 この日、会場となったのは冒頭書いたように博多の森陸上競技場で、ここでの決勝開催は2007年度以来8年ぶり。3万人収容の立派なスタジアムではあるが、陸上競技場だからトラックがあり、専用球技場のレベスタ、春日公園球技場などに比べれば、選手が遠かった。同じ博多の森にあるそのレベスタでは、高校ラグビー決勝開始から1時間遅れで高校サッカー決勝が行われ、こちらも東福岡が4-0で筑陽学園に圧勝した。福岡県では現在、東福岡の壁を破らないことには多くの競技で全国へは行けない。

 【追記】記念大会枠の4校が24日発表され、九州からは筑紫が選ばれた。24年ぶり5度目の花園出場だ。残る3校は関東が東海大相模、近畿が京都成章、中国が広島工。このうち中国ブロックだけは推薦選考試合を行い、広島工がこれを勝ち抜いた。後腐れがない選考方法だったと思う。

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# 筑紫、花園に前進?

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 第95回全国高校ラグビー福岡県大会の準決勝が8日、春日市の春日公園球技場で行われ、東福岡が85-7(前半33-7、後半52-0)で福岡工、筑紫が28-18(前半14-3、後半14-15)で修猷館を下し、それぞれ決勝に進出した。「花園出場校の増枠分はどこに」でも書いたが、今年は福岡県に2校の全国大会出場枠が割り当てられる可能性が高いだけに、筑紫は24年ぶり5度目の花園出場に大きく前進したと言えるのではないだろうか。

 筑紫―修猷館戦は、修猷館がPGで先制したが、筑紫はCTB山崎の鮮やかなトライですぐに逆転。さらに前半終了直前と後半開始早々にもまたも山崎がきれいに抜け出して2トライを決め、修猷館を突き放した。前半ノートライに抑えられた修猷館は後半、粘り強い攻めで敵陣前の密集から2本のトライを奪い懸命に追いすがったが、山崎に決められた3トライが最後まで響いた。

 今回の全国大会は第95回の記念大会であるため、過去10年間にベスト4進出校を出した関東、近畿、中国、九州の4ブロックの出場枠が各1校増やされ、これをどこに割り当てるかは11月23日に決まることになっている。しかし、「地方予選決勝において強豪校に僅差で敗れ全国大会に出場できない高校に出場機会を与えること」(日本ラグビー協会の公式サイトより)という理由で出場枠が増やされたことを思えば、福岡から2校出場となるのが順当だろうと思う。

 過去10年の福岡県大会の決勝スコア(カッコ内は東福岡の全国大会成績)を以下に記した。この10年で東福岡は全国屈指の強豪に駆け上がり、黄金時代を築いたが、同時にこの10年は東福岡の厚い壁に挑み、そして跳ね返され続けてきた筑紫の苦闘の歴史でもあったことがわかる。両校の決勝対決は15日午後1時から、博多の森陸上競技場で行われる。当たり前だが、両校とも「準優勝でも花園」などという考えは全くないことだろう。

05年度 東福岡28-27筑紫(3回戦敗退)
06年度 東福岡25-15筑紫(準優勝)
07年度 東福岡19-7筑紫(優勝)
08年度 東福岡12-10筑紫(ベスト4)
09年度 東福岡17-12筑紫(優勝)
10年度 東福岡69-7筑紫丘、福岡21-7筑紫(東福岡優勝、福岡2回戦敗退)
11年度 東福岡23-12筑紫(優勝)
12年度 東福岡24-17筑紫(ベスト8)
13年度 東福岡31-12筑紫(ベスト4)
14年度 東福岡59-0修猷館(優勝)
15年度 ?

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# 花園出場校の増枠分はどこに

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 全国高校ラグビー福岡県大会4回戦が25日行われ、この日が初戦だったAシード8校が全て勝ち進んだ。前回全国大会の覇者、東福岡は143点を奪って圧勝。同校に続くと思われる東海大五、筑紫、修猷館なども大差で対戦校を退けた。11月1日の準々決勝は、東福岡―東筑(A)、東海大五―筑紫(B)、小倉―福岡工(C)、修猷館―福岡(D)、続いて8日の準決勝は、A勝者―C勝者、B勝者―D勝者の組み合わせで行われる。今年は福岡県に2校の全国大会出場枠が与えられると予想されるだけに、準決勝の戦いは例年に増して注目される。

 全国大会の出場枠が増えるのは今回が95回の記念大会に当たるためで、出場校は例年より4校多い55校。90回記念大会では、予選出場校が多く、全国大会でも好成績を収めてきた埼玉、神奈川、愛知、福岡4県の出場枠があらかじめ2校に増やされ、福岡では東福岡、福岡が花園出場を果たした(「福岡高28年ぶり花園へ」)。この時の東福岡の出場メンバーにはW杯日本代表の藤田慶和選手(当時2年)、福岡には同じく福岡堅樹選手(同3年)がいた。

 今回は複雑だ。過去10年の大会で4強進出校を出した関東、近畿、中国、九州の4ブロックに各1校の増枠分が割り当てられ、最終的にどこの都道府県が増やされるは11月23日、高体連ラグビー専門部の話し合いで決めることになっている。

 従って九州ブロックの増枠分が必ず福岡県に割り当てられると決まったわけではないが、もともと出場校増の目的は「地方予選決勝において強豪校に僅差で敗れ全国大会に出場できない高校に出場機会を与えること」(日本ラグビー協会の公式サイトより)。この10年、福岡県代表の東福岡は花園優勝5回、準優勝1回、4強2回の戦績を収めてきたが、主に筑紫と激突した県大会決勝では苦戦することも度々だった。こういった過去の状況から、福岡県準優勝校が花園出場権を獲得する可能性が高いと新聞などは報じているが、決勝が予想外の大差になった場合、選考は非常に悩ましいことになるだろう。

 これは花園の話ではないが、高校ラグビーを巡っては2008年選抜大会のチャレンジ枠選出で首をひねったことがあった。九州からは修猷館が選ばれ、30年ぶりの全国大会出場を果たしたのだが、新聞等が報じた選考理由とは「(県新人大会の準優勝校で争う)九州大会Bパートで優勝した筑紫と県新人大会で接戦を演じた」というものだった。しかし、その筑紫はと言えば、県新人大会決勝で東福岡に敗れ、この時点で選抜大会出場は絶たれていたのである。

 修猷館の選抜大会出場は、福岡を代表する県立名門校の文武両道ぶりを示す快挙として地元では大きく報道されたが、筑紫の立場からすれば、不可解な選考理由だったのではないだろうか。高校生に不信を残さないためには、各都道府県予選の終了後に話し合いで出場校を決めるなどという曖昧な方法を取らず、90回大会と同様、最初から予選出場校の多い府県に増枠分を割り当てた方が無難だったのではないかと個人的には思っている。25日の4回戦の結果は次の通り。

東福岡 143-0 宗像
東海大五 79-5 筑紫台
筑紫 79-0 福岡舞鶴
東筑 54-24 福工大城東
小倉 27-24 筑紫丘
福岡工 36-24 城南
福岡 50-7 輝翔館
修猷館 56-5 筑前

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# 松中のホークス退団

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 福岡市内に「松中通り」と一部で呼ばれる道がある。公式な愛称ではない。プライバシーに関わるので詳しい住所は控えるが、この道沿いにホークス退団を表明した松中の豪邸があるため、誰言うともなく名が付いた。タクシーに乗っても「松中通りのスーパー前まで」で通じることも多い。ここ数年、一軍で満足な活躍はできなかったが、“最後の三冠王”はやはり福岡ではスーパースターだった。この豪邸から巨大な外車で球場に向かう姿は実に颯爽としており、憧れる野球少年は多かったことだろう。

 福岡ダイエーホークス時代の話になるが、ホークス選手による野球教室に家族の付き添いとして参加したことがある。新人だった寺原が大人気だった年だから、2002年の話だ。ドームでのオープン戦後、一軍選手全員が参加して開かれた何とも豪華な野球教室で、小学生の子供がいるとは到底思えない年齢のご婦人達も多数グランド内に乱入し、間近で選手を見て喜んでいた。その中の一人が、子供たちを指導中の松中に「松中さん、少しやせたんじゃないの」とぶしつけに話しかけ、これに松中が「わかります?」と嬉しそうに答えたのを覚えている。意外に気さくな姿に驚いたものだ。

 この教室では、今では“釣り人”になってしまった城島や、現在もコーチとしてホークスに在籍している鳥越らの話を子供たちに交じって聞いたが、彼らが熱心に訴えていたのは期せずして同じだった。
 「君たちが持っているグローブはお父さん、お母さんが一生懸命に働いて買ってくれたものだ。野球がうまくなるために一番大事なのは、お父さん、お母さんへの感謝を忘れず、道具を大切にすること。そうでないと絶対に上達しない」

 彼らのプレーに感動することは多々あるが、まさか野球教室で感動することになるとは思わなかった。大げさでなく、目頭を押さえて城島らの話に耳を傾けていたお母さんもいた。勝手な想像だが、子供にグローブを買い与えるため本当に一生懸命働いていた方なのだろう。この野球教室に参加した選手で、今季も現役選手としてホークスに在籍していたのは松中、寺原の2人だけ。来季は寺原だけになる。若手の有望株が次々出てくるホークスだが、それでも急に寂しくなった。(松中の写真は一昨年撮影)

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# 雁の巣最後の3連戦

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 福岡市東区奈多の雁の巣球場で25日、ホークス二軍の今季最後となる対広島カープ3連戦が始まった。ホークスは来季からファーム本拠地を福岡県筑後市に移すため、この3連戦が雁の巣球場での最後の公式戦でもある。そのためでもないだろうが、もともと500席しかないスタンドは立見客であふれていた。県外に移転するわけではないので、私自身は別に名残惜しいという程ではないが。

 雁の巣球場は両翼98㍍、中堅122㍍。1989年の開場時から、この前年に福岡に移転して来たばかりのホークスの2軍本拠地となり、多くの選手がここで育ってきた。選手たちの愛着は深いというが、三軍制導入でファームの選手数が膨れ上がったホークスにとっては手狭になっているという。球場がある雁の巣レクリエーションセンターは66㌶もの広大な施設だが、市が国有地を借りて整備したものとあって、球場の改修、拡張等が自由に行えず、やむなく移転を決めたと報じられている。

 新ファーム本拠地が建設されているのは九州新幹線・筑後船小屋駅の西側で、25日の西日本新聞には現在の工事進行状況に関する記事が掲載されていた。両翼100㍍、中堅122㍍のメイン球場(観客席は3,000席)のほか、サブ球場、屋内練習場、選手寮などが整備されるが、同紙によると、来年3月開業予定で、工事の進捗率は60%だという。

 ファーム本拠地としては破格の施設になるらしい。事情通のホークスファンに「カニザレスが完成を楽しみにしている」と聞いたことがあるが、ファーム施設など楽しみにせず、一軍に定着して欲しいものだ。

 なお、この日の試合は4-6で広島に逆転負け。8回1死1、3塁のピンチでマウンドに立った金無英が(確か)広島の1番・高橋にいきなり逆転3ランを浴び、これで試合が決まった。先発は山田大樹で5回を投げ被安打5、3失点。相変わらずの制球難で、1~3回にはスレートの四球を毎回出し、かなり厳しい声がスタンドから飛んでいた。カニザレスは貫禄のマルチ安打、上林は右中間を破る適時3塁打を放つなど好調を維持。二軍でホームラン15発の江川は相手投手から明らかに怖がられていた。お疲れ気味のデホさんらは休ませ、この打者3人は一軍で使ってほしいものだ。


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# ラグビーW杯、福岡市は危なかった


 2019年に国内で行われるラグビーW杯の会場が2日発表され、九州からは福岡、熊本、大分の3市が選ばれ、長崎が落選した。“ラグビーが盛んな土地柄”という点から見れば、熊本の選出を意外に感じたが、3日の朝日、読売両紙などによると、むしろ危なかったのは福岡だったらしい。福岡の評価が低かった理由までは書かれていなかったが、恐らく他会場に比べ、レベルファイブスタジアム収容人員(約22,000人)の少ないことがネックとなったのだろう。

 会場に立候補していたのは15都市で、このうち12都市が選ばれた。しかし、国際統括団体の「ワールドラグビー」(WR)は運営費増大を防ぐため10会場に絞る方針だったとされ、朝・読両紙の記事によると、この場合、福岡市と埼玉県熊谷市が落選だったという。しかし、両市ともラグビーの裾野が広い街であり、福岡はトップリーグ所属のコカ・コーラ(ほかに九電が一時所属)、高校ラグビーの強豪・東福岡高校を擁し、熊谷に至っては選抜高校ラグビーの開催地ともなっている。大会の盛り上がりを考えれば「この2都市の落選はまずい」と日本側が12都市開催を強硬に主張したのだという。

 選ばれた12都市の中で、会場の収容人員が最も多いのは新国立競技場の約80,000人で、続いて横浜・日産スタジアムの約72,000人、静岡エコパスタジアムの約50,000人。逆に少ないのは釜石市に建設予定の復興スタジアム約16,000人、レベスタ約22,000人、熊谷ラグビー場約24,000人の順。ただし、釜石には“震災復興の象徴”としての役割がある。大阪と並んで“ラグビー王国”と言われる福岡だが、会場の収容人員に対するWR側の目は思いのほかシビアだったわけだ。

 そのレベスタにしても、トップリーグや大学選手権などのラグビーの有料試合では、観客席はガラガラという状態が続いている。私が調べた限りでは、今シーズンで最も観客が多かった試合は今年1月11日のトップリーグ第7節コカ・コーラ対NTTドコモ戦で、約5,000人。スタジアムの4分の1弱が埋まったに過ぎない。これ以外は2,000~3,000人台がざらで、昨年12月14日の大学選手権・法政大対朝日大戦に至ってはわずか1,100人だった(時折みぞれの降る非常に寒い日だったことが大きいとは思うが)。

 WR側がこういった状況をどこまで把握していたかは知らないが、競技の裾野は広くとも観客を集められる街だとは思われなかった可能性はある。

 W杯の入場料は未定だが、収益を上げるには2万円は必要という報道がある。お祭り好きと言われる福岡市民なので、レベスタに日本代表や著名な強豪国が登場するのならば少々高い入場券を買ってでも詰めかけるのではないかと思うが、それ以外のカードとなった場合は果たしてどうだろうか。“ラグビー王国”福岡と言えども、W杯人気盛り上げのためには本腰を入れる必要があると思える。

 もっとも私にしてもラグビー観戦は好きとは言え、高校ラグビー、大学ラグビーに限っての話。トップリーグにはあまり興味がなく、偉そうなことは言えないのだが。写真はレベスタで行われた一昨年の高校ラグビー福岡県大会決勝。

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# 東福岡新チーム始動

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 福岡県高校ラグビー新人大会の3回戦が18日行われ、全国高校ラグビーで3年ぶり5度目の優勝を飾った東福岡の新チームが初戦に臨んだ。花園優勝メンバーの大半が3年生だったため、新チームの力がどの程度のものだろうかと思い観戦に行ってきた。相手は初戦を80-5で突破した筑紫台。両校は昨秋の全国大会予選4回戦でも顔を合わせ、東福岡が121-0で完勝している。新チームでも力の差はあるだろうとは想像していたが、東福岡の強さは想像よりも一段上だった。前後半合わせて27トライを奪い、実に183-0(前半89-0、後半94-0)での圧勝だった。

 試合はスクラムなどのセットプレーや密集での攻防が極めて少ないものとなった。キックオフのボールを東福岡がキャッチし、そのままノーホイッスルトライを奪うという繰り返し。筑紫台も果敢にタックルにいくのだが、東福岡は花園でも見せた展開力と選手個々の突破力でやすやすと防御網を切り裂いていった。

 次の4回戦(準々決勝)で東福岡と対戦するのは、県内では長年ライバル視されてきた筑紫だ。全国大会と同時期に開催され、“裏花園”とも呼ばれるサニックスワールドユース交流大会の予選会で準優勝(決勝は常翔学園に5-32で敗れる)、この日の新人大会3回戦でも東福岡の次に登場し、城南を95-0で退けた。新チームの始動が早かった分、仕上がりは恐らく東福岡よりも上だろう。FW陣の体格もほぼ互角。4回戦にはもったいないカードだ。東福岡も楽には勝てないだろうとは思うが、きょうの試合を見る限り、今年も東福岡を止めるのは全国どこのチームであっても容易ではなさそうだ。

 東福岡はこの冬、ラグビーだけでなく、春高バレーでも優勝を飾ったほか、サッカーも優勝候補として選手権に出場し、高校スポーツ界で注目を集めた。どんな学校か関心を持っている方がおられるかもしれないので、校舎の写真も撮影してきた。しばらく見ない間にずいぶんきれいな校舎が建った。きょうの新人戦会場となったのは東福岡のグランドで、ここは美しい人工芝だ。


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# 3年ぶりの日本一パレード

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 福岡ソフトバンクホークス3年ぶりの日本一を祝うパレードが24日、福岡市の中心部一帯で行われた。時事通信の報道によると、沿道に詰め掛けたファンは実に35万人。2011年の祝賀パレードを2万人上回ったことになる。こういったイベントの際に主催者発表される参加者数がどの程度信頼できるのかはわからないが、物凄い人出だったのは確かである。博多祇園山笠、博多どんたく並みだったことは間違いない。

 パレードでは松田、内川、五十嵐、摂津の4選手が3台のオープンカーに分乗、残る選手たちは2台のオープントップバスの上から沿道のファンに手を振っていた。私自身は柳田、今宮、中村の若手3人組がお目当てだったのだが、残念ながら彼らとは反対側に陣取ってしまった。しかし、明石、金子、松中らの笑顔を目にすることができ、十分楽しめた。

 2軍暮らしが長かった松中は真っ黒に日焼けし、異彩を放っていたが、彼への声援は大きく、根強い人気をうかがわせた。彼の横にいるスーツ姿の男性は、例によって高島宗一郎市長だ。2011年のパレードの際は彼のはしゃぎっぷりを苦々しく思い「何を勘違いしたのか選手以上にはしゃいでいた。邪魔で仕方がなかった」と批判したが、この人の出しゃばりに慣れてしまったのか今回は何とも思わなかった。

 それどころか、一部女性ファンからは「あっ、高島市長もいる」と歓声らしきものが上がっていた。ひょっとしたら彼も人気者なのだろうか。そう言えば、8日前に行われたばかりの市長選では40%に満たない低投票率の中で、25万票というとんでもない得票で再選されていた。

 【追記】「なぜホークス優勝パレードに高島市長が参加するのか?」を検索ワードにこのブログを訪問された方がおられた。考えられる理由としては、パレード主催者が福岡市や福岡商工会議所などで組織する2014年福岡ソフトバンクホークス優勝祝賀パレード実行委員会だったためではないだろうか。実行委会長は末吉・福岡商工会議所会頭で、この人は摂津や後藤球団社長と一緒にオープンカーに乗っていた見知らぬスーツ姿の人物だと思われる。高島市長といい、末吉会頭といい、実行委の中心メンバーだからといって別にパレードに加わる必要はないと思うが。

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# 東福岡1強時代到来?

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 第94回全国高校ラグビー福岡県大会の決勝が22日、春日市の春日公園球技場で行われ、東福岡が59-0(前半24-0、後半35-0)で修猷館を下し、15年連続25回目の花園出場を決めた。この20年間、決勝の会場は福岡市博多区のレベルファイブスタジアム(博多の森球技場)が多かったが、今年初めて春日公園に舞台を移し、さらに県立の名門進学校修猷館が2004年以来10年ぶりに決勝に進出。近年は東福岡対筑紫の顔合わせが多かっただけに、例年とは少し違った雰囲気の決勝となったが、今春の選抜大会を圧倒的な力で制した東福岡の強さは桁違いだった。

 ただ、スコアは一方的なものとなったが、前半はむしろ修猷館の方が低いタックルと鋭い出足を武器に、押し気味に試合を進めていた。東福岡が自陣ゴール前で防戦一方というシーンも長かったのだが、残念ながら修猷館が勝負どころのラインアウトでミスを連発、トライに結びつけることは出来なかった。ラインアウトからうまくモール攻撃につなげることが出来ていれば、もっと接戦に持ち込めたかもしれない。後半は東福岡がスピードある展開攻撃で次々に5トライを奪い、地力の差を見せつける結果となった。

 今大会の東福岡の戦績は、4回戦筑紫台戦が121-0(Aシード校は4回戦から登場)、準々決勝のライバル筑紫戦が76-7、準決勝の小倉戦が85-12、そして決勝の修猷館戦が59-0。1試合平均で得点が85点、失点は5点弱。まさに圧倒的な強さだったと言っていい。全国優勝から遠ざかった過去2年は、福岡県大会でも後半に追い上げられる試合が目立ち、ラフプレーも目に付いた。今年のチームは隙がない。全国大会でも間違いなく優勝候補と言えるだろう。

 冒頭書いたように東福岡の花園出場はこれで15年連続。90回の記念大会で福岡県に2校の出場枠が与えられ、福岡高校が千載一遇のチャンスをものにした2010年度を除けば、花園の土を踏むことができた東福岡以外の高校は1999年度の東筑まで遡らなければならない(この年の決勝は東筑が31-29で東福岡を下し、2年連続で花園出場を決めている)。

 それでも昨年までは楽に東福岡を勝たせてきたわけではなく、過去14年の決勝スコアを見ると、東福岡の辛勝という試合も少なくなかった。しかし、今年の東福岡の戦いっぷりは、本当の意味での“東福岡1強時代”が到来したのではないかと思える。ストップをかけるチームが来年は現れるだろうか。


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管理人:駄田泉
福岡の中小企業に勤める定年間近の中年オヤジです。物忘れが激しくなったため、ボケ防止のためにブログを書いています。主に福岡の情報を紹介していますが、タイトル通り、新しい話は何もありません。Twitterではたまに、胡散くさい情報を発信。