アオサギVSカラス空中戦

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 24日午後、福岡市中央区の舞鶴公園でユリカモメの写真を撮っていたら、「ギャーギャー」「ガーガー」と騒々しい声が聞こえた。何事かと振り返ると、アオサギとカラスが激しい空中戦を演じていた。

 空中戦に至るまでの状況はわからないが、上のピンボケ写真を撮影した際は、カラスがアオサギを追い回していた。体の大きさはアオサギが上回っているものの、力関係は明らかにカラスが上。アオサギが普段ねぐらにしている木立に逃げ込むと、カラスは憤懣やるかたなしといった様子を見せ、まるで憂さ晴らしでもするようにユリカモメを威嚇した後飛び去った。かなり性格が悪そうだ。

 検索してみると、アオサギとカラスのにらみ合いや小競り合いの映像・画像がネット上でかなり見つかった。都市部では両者の生息域が重なっているということだろう。アオサギは本州や四国では留鳥であるものの、九州では冬鳥だとの記述があったが、少なくとも舞鶴公園では一年中見られる。ここはカラスの楽園でもある。今まで気付かなかったが、この2種の鳥は頻繁にバトルを繰り返しているのだろうか。

 下の写真は後日撮影したユリカモメ。仲間とけんかでもしたのか、お堀で泳いでいる群れに向かい、文句でも言うように岸辺でギャーギャー喚いていた。


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屋台は福岡の文化か

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 朝、福岡市の中心部・天神周辺を歩いていて、不快な臭いに気付く時がある。掃除の行き届かない公衆トイレのような…。理由はわかっている。天神界隈の歩道には夕方から名物の屋台が軒を連ね、市民や観光客でにぎわう。しかし、一帯に公衆トイレは少ない。悪臭の原因は言うまでもなく、酔客の無作法の跡だ。

 私も長く福岡に住んでいるので屋台には何度か行ったことがある。ユニバーシアードだか世界水泳だかがこの街で開かれた際、子供の応援のために来日した外国人男性と中洲の屋台で意気投合し(と言っても言葉は通じていない)、一緒に飲んだくれたのは良い思い出だ。勘定は私が持ったが、この時はえらく良心的な値段だった。

 しかし、最近はめっきり足が遠のいた。冒頭書いたような衛生面の問題もあるが、私のような金がないオヤジには、店によっては料金不明朗なのが問題だ。焼き鳥やビールまで「時価」では安心して飲めない。福岡に住んでいながら、「居酒屋の方がはるかにまし」と屋台を毛嫌いする人間は私の周囲にも意外に多い。

 この屋台、市の意識調査の結果などによると、観光客の評判は悪くないようだが、いずれは自然消滅の運命だった。県警も市も営業を「一代限り」と定め、新規参入は認めていないため減少する一方だからだ。ところが、昨年就任した高島市長がこの現状に異を唱え、存続の道を探り出した。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんを座長に据えた検討会も設け、議論も始まっている。ただ、この議論は市長の見込みとは違う方向に行っているように思える。

 市長が存続論を言い出したのは、屋台を「福岡固有の文化であり、大事な観光資源」と考えてのことで、多くの市民が無条件に賛成してくれると思っていた節がある。だが、先ほどから指摘している不衛生、悪臭、ぼったくりの問題に加え、歩道を占拠し通行の邪魔、騒音など屋台にはマイナス面も多過ぎる。福岡の誇る文化や観光資源と単純に評価できるほどの代物ではない。直接被害を被っている近隣住民や企業にとっては、むしろ耐え難い存在だろう。実際、検討会の場では激烈な屋台反対論も飛び出し、シャンシャンとは到底行かない状況になっている。

 あるいはこの解決策なのだろうか。21日の朝日新聞朝刊に興味深い記事か載っていた。天神の外れにある須崎公園に屋台村を作る構想を市が温めているという。私のような屋台をさほど好きでもない人間には悪くないアイデアだと思うが、屋台支持派にとってはどうなのだろう。

 市長は屋台存続の意向を最初に市議会で表明した際、なぜかツイッターでも取り上げた。市長の問題提起の在り方としては新しい手法かもしれないが、非常に軽いやり方に思える。屋台の問題自体も軽く考えていたのでは、と疑ってしまう。
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「九州最後のクマ」誰が放した?

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 「九州最後のツキノワグマ」は1987年11月、大分県緒方町(現在の豊後大野市)の祖母・傾山系の笠松山で射殺された1頭だと言われてきた。しかし、森林総合研究所が昨年秋に公表した遺伝子解析の結果によると、このクマは本州産、またはその子孫である可能性が高いらしい。

 笠松山で射殺されたのは4歳オス。野生ではなく、飼育施設などから逃げ出したのではないかと疑う声は当時からあった。研究所の公表資料によると、国内に生息するクマは琵琶湖を境に東西で遺伝子タイプが分かれ、両者の間では6万年前から遺伝子交流(繁殖)が行われた形跡がないという。なのに笠松山のクマの遺伝子型は明らかに東日本の型、もっと細かく言えば、福井・岐阜に生息する型に属していた。「福井・岐阜で捕獲され、九州に持ち込まれた」というのが研究所の結論だ。

 ということは、クマを放した、または逃げられたまま黙っている人物が確実にいることになる。ミドリガメではあるまいし、「飼うのが面倒になった」とクマを捨てる人がいるとは考えにくいが、福岡では以前、田んぼでワニが捕獲されたことがあった。北九州の貯水池では凶暴な大型魚の目撃談がある。中にはとんでもない御仁がいるのかもしれない。“容疑者”は進んで白状しないだろうから、真相が明らかになることは恐らくないだろうが…。

 大分県は2001年5月発表のレッドデータブックで、祖母・傾山系のツキノワグマ絶滅を公式に宣言したが、同山系では依然として目撃談が相次いでいる。クマの研究者らでつくる日本クマネットワークは、この秋に登山客から寄せられた目撃談について「信憑性は高い」と判断、本格的な生息調査を行うことにしたという。結果が非常に楽しみだが、万が一、今もなお生息しているとしたら、それは1987年のクマのお仲間ではないか。何の裏付けもないが、そんな気がしている。ツキノワグマの写真は動物写真のフリー素材サイト『動物・あ・ら・ら』さんからお借りした。
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ネイブルランド解体進む


 大牟田市にあったテーマパーク・ネイブルランドの解体工事が進んでいる。三井三池炭鉱閉山後に備えた地域経済対策として1995年7月、華々しくオープンしたが、経営不振によりわずか3年後の98年12月には閉鎖に追い込まれた。短命テーマパークとしては記録に残る存在だ。

 以来13年、水族館や植物園だった洒落た建物群は野ざらしのまま放置され、廃墟マニアの熱い注目を集めてきたが、ようやく跡地利用が決まった。2013年4月、帝京大の医療系新学科が開設される。4haの用地は市が大学側に無償譲渡するうえ、2億円を超える建物の解体費用も市の負担だ。帝京大からは「来年2月までに建物の解体を」と期限まで申し渡されている。

 少子化により大学の経営環境が厳しくなる中、帝京大にとっては願ってもない条件だろうが、さすがに市議会などには「虫が良過ぎる」と一部異論があったようだ。ただ、13年間も買い手が現れなかったような土地だ。塩漬けを続けたところで、あの広大な土地を有効活用できる方策が簡単に見出せるとは思えない。少々費用をかけても大学が誘致できるならば、御の字でないだろうか。

 新設されるのは、看護師や放射線技師を養成する学科で、市側は年間3億円程度の経済効果を見込んでいるらしい。行政の期待を込めての見積もりなどあてになるとは思えないが、ネイブルランドのように第3セクターではないのだから、帝京大が経営に失敗したところで、少なくとも市が莫大な借金を背負う羽目には陥らないだろう。ネイブルランド破綻で大牟田市が返済を強いられた負債は29億円にも上る。

 解体作業は週末も休みなしなのか、17日土曜も重機が派手に音を立てていた。


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ホークス戦、日テレ系が独占中継へ

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 ホークス戦中継に関する小さな記事が15日朝刊に掲載されていた。来季のホークス主催試合のCS放送独占放送権を日テレプラスが取得したという。最初は気にも留めなかったが、よくよく考えれば、これはJSPORTSでの放送がなくなるということだ。私にとっては大きな話だ。

 私はJSPORTSのホークス戦中継を見るためだけにケーブルテレビのJCOMに加入している。地上波と違って試合終了まで完全中継なのが何よりの魅力で、他のチャンネルなどほとんど見ないが、それでも年間数万円の出費は惜しくないと思っていた。だが、現在のJCOMのラインアップに日テレプラスはない。来季には主催試合72試合分の放送がごっそりなくなるわけで、このまま加入を続けるべきか非常に悩ましいところだ。

 JCOMのカスタマーセンターに電話し、来季の対応を尋ねてみた。オペレーターの女性の回答は「今まで通り、ビジターの試合は放送します」。私の聞きたかった肝心の主催ゲームについての対応は、まったくの未定。決定の時期も未定だという。

 それにしても、よりによって日テレとは。日テレプラスの公式サイトには「パ・リーグ並びにプロ野球マーケットの拡大に寄与していく所存です」などと高らかにうたう報道資料が掲載されているが、日テレ系が高らかにやるのは巨人戦だけで十分ではないのか。パ・リーグやホークスには手を出さないで欲しい。ただでさえ杉内やホールトンの巨人移籍問題が浮上している時だけに、余計に腹立たしさが募る。放送権をあっさり譲り渡したソフトバンクの関連会社にも恨み言を言いたくなる。写真は優勝パレードから。

 <追記>JCOMの1月27日のニュースリリースによると、3月1日から基本チャンネルのラインアップに日テレプラスが加わる。今季もホークス主催試合が見られるということだ。JCOMを解約し他サービスに乗り換える気だったが、無駄な労力をかけなくて済んだ。ただし、日テレプラスの画質は悪い。
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福岡拘置所の死刑囚20人突破


 北九州監禁殺人事件の松永太被告の上告が棄却され、死刑が確定することになった。福岡で起きた事件に絡み、この秋から冬にかけて計6人の確定死刑囚が生まれたことになる。大牟田4人殺害の北村一家4人、福岡一家4人殺害の中国人・魏巍被告、そして松永被告だ。この6人による犠牲者は計15人にも上る(北九州監禁殺人の犠牲者は7人)。比較対象として適当ではないかもしれないが、オウム真理教によって生命を奪われた人が29人というから、その半分を超えているわけだ。

 彼ら6人は今後、福岡拘置所に収監される。同拘置所に何人の死刑囚がいるのか。法務省は情報公開していないが、インターネット上の情報によると、16人らしい。最古参はすでに40年以上収監されているマルヨ無線事件の尾田信夫死刑囚。松永太被告らが加わることで、その数は一挙に20人を超えることになる。全国の死刑囚が約100人というから、その2割。全国の1割という九州の人口規模を考えれば、やはり多い。

 この拘置所、福岡有数の文教地区とも言われる住宅街の一角にある。拘置所裏には児童公園さえある。過去には脱走騒ぎ(なんと看守が共謀)もあったが、基本的には拘置所と住宅街は共存してきた。恐らく多くの住民たちは拘置所の存在など普段気にかけてもいないことだろう。

 私は住民ではないが、時折近くを通る。あの高い壁の向こうに、北村一家や松永太、さらには吉田純子(久留米・看護師連続殺人の主犯)、鈴木泰徳(3女性連続殺人)、外尾計夫(佐賀・長崎連続保険金殺人)といった死刑囚が執行を待っているかと思うと、妙な気分になる。

 もっとも執行自体は平岡秀夫法相になって完全に止まっている。千葉景子、平岡と死刑廃止論者を法相に起用にしたのだから、これは民主党政権の明らかな意思表示なのだろう(千葉氏は最終的に駆け込みで執行したが)。だったら、執行命令書にサインしないなどという姑息な手段を取らないで、堂々と死刑廃止を議論したらいいのにと思う。それとも、例によって何の考えもなく法相を選んだのだろうか。

 ※福岡拘置所の確定死刑囚リストはこのページに。


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ホークス優勝パレード

 ホークスの優勝パレードが11日、福岡市中心部で行われた。博多区の呉服町交差点から中央区赤坂まで、明治通を約2.5キロ。時間にして約30分。終点近くで見学していたが、意外と速いスピードで目の前を通過していき、写真もあまり撮影できなかった。8年ぶりの日本一なのだから、もう少しゆっくり選手の顔を見せて欲しかったが、市の目抜き通りを完全封鎖するわけだから、あれぐらいが精一杯なのかもしれない。

 どの選手もいい笑顔でファンの歓声に応えていたが、中でも内川は声援が飛ぶ度に振り向き、豪快に手を振っていた。横浜のファンには相当恨まれたが、彼が福岡に来てくれて本当に良かった。4枚目の写真に写っているスーツ姿の男性は高島市長である。大人しく車に乗っていればいいものを、何を勘違いしたのか選手以上にはしゃいでいた。邪魔で仕方がなかった。


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くどいが、森福はいないよ

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 スポニチの報道によると、巨人とホールトンが2年6億円で大筋合意に達したらしい。ソフトバンクよりも相当の好条件なのだろう。プロだから自分を高く買ってくれるところに行くのは仕方がないが、もう一度彼に言っておきたい。「巨人に森福はいないよ」。

 今シーズン、26試合に先発し19勝6敗。防御率2.19。投球回数は172.1イニングで、1試合平均6.6イニング。先発投手としてまったく申し分ない数字で、彼がパ・リーグ優勝の立役者の一人であったのは間違いない。しかし、一方で6回、7回あたりにはアップアップという状況が目立ったのも確かだ。それでも勝ち星を積み上げられたのは、中日と並ぶ強力なリリーフ陣が控えていたことと、彼が登板する時はなぜか打線の援護が大きかったためだろう。

 日本シリーズ第4戦、6回に無死満塁のピンチを招き、森福の救援を仰いだが、あれがホールトンを象徴する場面だったと思う。第一、最多勝を獲得しながらクライマックスシリーズでは出番がなく、日本シリーズも和田、杉内、摂津に続いての登板だった。それが秋山監督の彼に対する評価だったのではないだろうか。

 同様に巨人入りが予想される杉内は恐らくどこに行っても相当の実績を残すだろう。だが、森福もファルケンボーグも金澤も馬原もいない巨人で、果たしてホールトンがどの程度活躍できるだろうか。まさか、それに気付いた巨人が来オフにはファルケンボーグにも触手を伸ばしてきたりして…。怖い、怖い。
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大濠公園の観月橋



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 福岡市中央区の大濠公園に架かる観月橋が電飾で彩られ、派手な装いとなっている。一人写真を撮っていたところ、周囲は若いカップルばかりで、中年男の私は浮いた雰囲気だった。私が若い頃は「大濠公園でデートしたカップルは別れる」というジンクスが言い伝えられ、何を血迷ったか同公園を会場にした高校のマラソン大会をそろって欠席したカップルさえいたものだが。この2人はその後どうなったのだろうか。

 大学に入って、同じような言い伝えを持つデートスポットがあちこちにあるのを聞いた。同じ福岡都市圏でも、南の方では太宰府天満宮、西では佐賀県唐津市にある鏡山がそんな不吉な場所として幸せな男女に敬遠されていたらしい。何でも鏡山の方は「松浦佐用姫伝説」がベースにあるそうで、古代から由緒正しき男女の別れの場であったようだ。私には何の関係もない話ではあったが。

 話を大濠公園に戻すと、昨年初めて行われたイルミネーションは、公園の中央部に浮かぶ島全体(約300m)を12万個の電球で飾る非常に大規模なものだった。今年は観月橋と周辺の木々だけで、規模は大幅に縮小されている。節電のためか、それとも不況で協賛金が集まらなかったのだろうか。ただ、流行の青いLED電球ではなくクリーム色の明かりのため、何となく暖かな雰囲気だ。これはこれで楽しめる。

 点灯期間は12月30日までで、時間は午後5時から10時。
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福岡国際マラソン

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 4日の福岡国際マラソンは、最強の市民ランナー川内優輝選手(ゼッケン22。ピンボケ写真ですみません)が猛烈な追い込みを見せ、日本人最高の3位に入った。タイムは2時間9分57秒と少し物足りないが、この日の福岡市の最高気温は15.2度(レース中の午後1時過ぎに観測)と結構高かったことも一因だろう。沿道で応援した後、テレビ観戦したが、期待に違わぬ走りだった。

 彼の場合はスピードが足りないため自分でレースを作れないとの指摘があるが、粘り強い走りはその弱点を補ってあまりある。第一、アフリカ人選手を相手にレースを作ることができるランナーなど今の日本には誰一人としていない。ロンドン五輪代表に川内選手が大きく前進したのではないかと思うが、彼は来年2月の東京マラソンにも出場する気らしい。むしろ東京の方が本命で、福岡はそのステップレースという位置付けで臨んだという報道もある。

 昨日、彼が2週間後に開かれる防府読売マラソンの招待選手にも選ばれており、「ダブルブッキングではないか」と憶測する記事を書いた。しかし、実業団所属選手に比べて走り込みが絶対的に足りない川内選手は、練習代わりに数多くの大会に出場しているという。ダブルブッキングではなく、本気で2週間後もフルマラソンを走る気なのかもしれない。だとしたら、本当に恐ろしい選手と言うほかないが、そんなレース間隔で大丈夫なのだろうか。素人には少々心配である。
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