マルくん「カメのおやつ」を好む

旧聞に属する話2011-マルくん0227

 カメにも表情がある。先日、それを確信する出来事があった。生モノ以外をまったく食べなかったミドリガメのマルくんが初めて「テトラレプトミン」を食べたことを先ごろ紹介した。その数日後のことだ。これも以前はまったく興味を示さなかった乾燥川エビを与えたところ、ひとくち食べた途端、明らかに顔つきが変わったのである。

 顔つきの変化を説明するのは難しいが、外見上は心持ち首を伸ばし、目を見開いた感じだった。そして、結構な勢いでバリバリ音を立てて食べだしたのである。勝手な解釈だが、初めて口にしたエビのうまさに「オッ!」と驚き、大喜びで食べ始めたように思えた。怒った顔は今までにも見てきたが、喜怒哀楽の「喜」に当たる表情は初めてだった気がする。きちんと向き合っていれば、「哀」や「楽」の表情にも気付くかもしれない。

 与えたエビは、コメット「カメのおやつ」だ。エビを好むカメは多いと聞いていたが、この一件以降、マルくんもエビが大好物になった。正確に言えば、エビしか食べなくなった。市販品を食べてくれるようになり、餌やりはずいぶん楽にはなったが、「しくじったかな」とも思っている。せっかく偏食を直すチャンスだったかもしれないのに、何のことはない、偏食の対象が刺し身からエビに変わっただけだからである。
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