福岡市で水上バス運航

旧聞に属する話2011-船着き場

 福岡市の天神地区と繁華街・中洲とを結ぶ「福博であい橋」そばの那珂川沿いでいま、船着き場の建設工事が行われている。この街で今月27日から、東京や大阪のように水上バスの運航が始まるのだ。

 運航ルートは、この船着き場から博多湾岸にある商業施設「ベイサイドプレイス博多」までの約2.3km。所要時間は約20分で、運賃は大人片道500円だという。天神~ベイサイドプレイス間を走っている西鉄の路線バス(所要時間約10分、運賃180円)に比べれば、渋滞で遅れる懸念がないとは言え、所要時間はかかるうえ、運賃も相当割高だ。市民向けの交通機関というより、あくまでも観光客をターゲットにしたもののようだ。

 一部には採算性を疑問視する声もあるようだが、私には別の心配がある。調べてみたところ、ルート上に5か所も橋が架かっているからだ。十数年前の話だが、福岡市内の観光業者からこんなぼやきを聞いたことがある。「那珂川に屋形船みたいなのを浮かべてみたいけど、福岡じゃ難しいんだよね。東京と違って、橋の上から酔っ払いが空き缶なんかを投げつけるから」。

 この十数年で福岡のマナーはずいぶん良くなった。水上バスも試験運航を行ったうえで、満を持しての本格運航なので、きっと余計な心配なのだろう。多分。

<追記>水上バスについての詳しい情報は
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