カメの甲羅干し

旧聞に属する話2010-甲羅干し1

旧聞に属する話2010-甲羅干し2

 花冷えが続いていた福岡市だが、3日は好天に恵まれ、舞鶴公園のお堀は、甲羅干しをするカメでご覧のような状態に。写真ではわかりにくいが、順番待ちのカメが水中にもずらりと列をなしている。カメだから、実際は静かなものだが、なんとなく「押すな、押すな」とか「もっと詰めろ」とか声が聞こえてきそうな雰囲気だ。

 このカメたち、意外にみな大きい。どれも甲羅の長さは20cm以上はありそうだ。このお堀で育って大きくなったのか、あるいは大きくなったから捨てられたのか。これだけの数がいるのだから、お堀で繁殖しているのは間違いないと思うが、子ガメが見当たらないのは気になるところ。やはり大御所にまじって日向ぼっこするのは気が引けるのだろうか。あるいは、体力不足でこの冬を越せなかったものもいるかもしれない。

 顔をよく見ると、ミドリガメに特徴的な“アカミミ”の模様がなく、ずいぶん真っ黒い顔をしたのもいる。個体差なのか、それとも種類が違うのか。昨年まで、まったく関心のなかったカメたちだが、我が家でもカメを飼い始めた(「偏食ミドリガメ」など参照)関係で、自然の中での彼らの生活ぶりが気になるようになり、いろいろと疑問が尽きない。何より気になるのは、餌は何を食べているかという点だ。

 「偏食ミドリガメ」でも少し触れたが、同じようにたくさんのミドリガメが生息している佐賀城公園のお堀では、ハスを餌にしていたとみられ、これによってハスが全滅したと推測されている。舞鶴公園のお堀にもハスが自生しており、梅雨時にはびっしり水面を埋めるのだが、毎年眺めている限りでは、一向に数が減っている様子はない。佐賀城公園に比べて、カメの数が少ないのか、それとも舞鶴公園にはハス以外の餌が十分にあるのか。さほど広くもないお堀に、これだけ多数のカメが生息できるというのだから、それなりに餌は豊富だとは思うが。

 我が家のカメを立派に育て上げるためにも、カメの生態等について、もう少し詳しくなる必要がありそうだ。
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