今年の2月は寒かった

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 3月3日は福岡市も久しぶりに好天に恵まれ、中央区舞鶴公園のお堀では気の早いカメたちがのんびりと日なたぼっこをしていた。それにしても今年の2月は寒かったうえに、天候にも恵まれなかった。新聞等は「今冬(昨年12月~2月の3か月間)は2006年以来の寒さだった」と報じていたが、その程度の寒さではないだろうと思い、2月に限ってのデータを気象庁のサイトで調べてみた。

 それによると、福岡市の今年2月の平均気温は5.7度。この数字を下回る年は、4.7度を記録した26年前の1986年まで遡らなければならなかった。1970年代後半から80年代にかけては寒冷な年が多く、このほかにも84年が4.4度、77年が4.7度と5度を下回った年が3度もあった。この頃の寒冷傾向は今年と同じく、ペルー沖太平洋の海水温が下がるラニーニャ現象が原因だったようだ。

 ついでに1890年の観測開始以降、福岡で2月の平均気温が最も低かった年を調べたところ、予想通りと言うべきか「昔、福岡に大雪が降った」で取り上げた1968年だった。この年の平均気温は今年を3度近く下回る3.0度。漫画週刊誌などに「氷河期がまた来るぞ!」と騒ぎ立てる興味本位の記事が載り、子供心に本気で心配していたことを強烈に覚えている。私は寒がりなので、地球温暖化よりも氷河期再来の方が今でも御免である。

 対象を2月以外にも広げると、福岡で最も寒さが厳しかった月は1936年の1月で、平均気温2.4度。おおむね1月の方が気温が低く、3度未満だった年が1月の場合は計6度ある(最後は1963年の2.6度)。これらのデータを見ていて気付いたのだが、昨年1月も近年では記録的に寒かった月で、平均気温はなんと3.8度。4度を切ったのは1977年(3.7度)以来、34年ぶりのことだった。40年以上も前のことは鮮明に覚えているのに、昨年のことは不思議なほど記憶がない。頭の老化現象が相当進んでいるようだ。
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