撤去された院外喫煙コーナー

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 福岡市中央区のヤフードーム向かい側にある地行中央公園を10日夕に通ったところ、公園の一角に写真上のような中央区役所の張り紙があった。車止めに張り付けてあるので読みづらいが、「灰皿、ベンチは撤去保管しています」とある。この場所には1、2年ほど前から、大きな灰皿とパイプ椅子数脚を並べた「屋外喫煙所」が設置されていた。これを中央区役所の公園担当課が撤去したというわけだ。

 喫煙所の設置者は、公園の隣にある国立病院機構九州医療センターの関係者と私はにらんでいた。裏を取ったわけではないが、一服し終えた人が白衣をまとい、医療センターに消えていくのを何度も見ているので、恐らく間違いないだろう。第一、この周辺にはほかに事業所などない。

 冒頭書いたように、この喫煙所は少なくとも1年以上も前からあるのだから、病院上層部も市も黙認しているのだろうと思っていた。「気付かなかった」という言い訳が通用する程、控えめな喫煙所ではなかった。しかし、ここに至って撤去したところを見ると、お粗末なことに市は気付いていなかった、あるいは気付いていない振りをしていたのかも知れない。

 なぜ、公園の一角に不法な“院外喫煙所”があったのか。理由は2枚目の写真で分かる。この病院は、敷地内での完全禁煙を勤務者、来院者に強いている。勤務している喫煙者は仕方なく周辺道路で一服していた。ところが、周辺の住宅街から苦情が来たので、仕方なく公園に院外喫煙所を設けた。こんなストーリーが看板から想像できる。当たらずと言えども遠からずだろう。

 しかし、せこい話である。吸う人間も吸う人間だが、それ以上に医療センターに不快感を覚える。医療機関として「敷地内完全禁煙」という体裁だけは保ち、隣接公園の不法な院外喫煙所は黙認するという対応に対してである。あえて繰り返しておく。「気付かなかった」では決して済まされない、堂々たる喫煙所であった。
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