クマゼミの羽化

DSCF6100.jpg

DSCF6115.jpg

DSCF6119.jpg

DSCF6130.jpg

 7月20日の夕方、近所を散歩していたところ、危うくセミの幼虫を踏み潰しそうになった。アスファルトの歩道をノソノソ動いていたのだ。歩道沿いに街路樹が植えてある。恐らくここから地上に出てきたのだろうと思い、低い枝の上に置いて通り過ぎた。

 気になったので、帰り道に確認したところ、街路樹の根元に見事にひっくり返っていた。地上に出るだけで力を使い果たしたのだろうか。昨年も同じような状況で死にかけた幼虫を見つけたことがある。今度の幼虫は少しは元気があるようなので、自宅に連れ帰り、カエデの若木につかまらせた。幹の太さがちょうど良かったのか、見違えるような元気さで登り始めた。

 しばらく後、固まったように動かなくなった。静かに観察していると、肩のあたりが盛り上がってきたのがわかった。やがて、ゆっくりゆっくり成虫が顔を出してきた。姿かたちからクマゼミのオスだ。セミの羽化など見るのは初めて。あんなイナバウアーのような格好で出てくるとは思わなかった。

 翌朝には立派な色艶のクマゼミになっており、若木ごとベランダに出すと、あっという間に飛び去っていった。自宅の周囲ではクマゼミたちが「ワシワシ、ワシワシ」大合唱を繰り広げている。我が家で羽化したセミも加わったことだろう。
関連記事
スポンサーサイト
[Edit]