小倉、終盤の猛反撃

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 第92回全国高校ラグビー福岡県大会の準決勝が4日、春日公園球技場で行われた。満員の観客が見守る中、激戦を制して10日の決勝に勝ち進んだのは例によって東福岡、筑紫の2校だが、花園3連覇中の東福岡は小倉の厳しいタックルとモール攻撃に苦しめられ、薄氷の勝利だった。

 同点で折り返した東福岡―小倉戦は、後半になって東福岡がじりじりと自力を発揮し2トライ(ゴールも成功)。一時は東福岡の快勝ペースかと思われたが、残り時間10分を切ったぐらいから大きくゲームが動いた。

 後半になって攻め手を欠いていた小倉が、相手スクラムの反則からタッチキックで敵陣深くに攻め込み、ラインアウトからのモール攻撃で1トライ(ゴールは不成功)。徹底的にモール攻撃にこだわった小倉はさらに試合終了間際にも1本を返し、4点差にまで迫った。ここで小倉はゴールキックなしを選択(急いで蹴って入ったが、審判は認めず。そのままやり直さなかった)、ラストワンプレーでの逆転トライに懸けた。最後は東福岡の必死のディフェンスに阻まれたが、東福岡が県大会でここまで苦戦したのは89回大会の決勝(筑紫に17-12)以来ではないだろうか。私が見た中では今大会のベストゲームだった。東福岡のラフプレーは不愉快だったが。

 第一試合の筑紫―福岡戦は、後半開始早々に筑紫がPGで追い付くと、ドライビングモールで連続トライ(いずれもゴール成功)を奪い逆転。さらにBK陣もスピードある連続攻撃で相次いで敵陣深く攻め込み、最後はセットプレーからの2トライでだめを押した。前半リードを奪った福岡だが、後半は筑紫の早いプレッシャーに持ち味の展開攻撃を封じられた形だ。筑紫のFWの強さは例年同様だが、今年はBK陣が速くて強い。展開ラグビーでも点が取れる。10日の決勝は例年以上の激戦が期待できそうだ。

筑紫 41(12-15、29-0)15 福岡
東福岡 28(14-14、14-10)24 小倉


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