革労協の活動家逮捕

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 革労協主流派の活動家(57)が16日、脅迫容疑で福岡県警に逮捕された。地元では小さく報じられていたが、その容疑とは福岡県筑紫野市のスーパーで昨年10月、知人(50歳代)を「お前何したかわかっとんのか、俺らは許さんけんな。覚えとけよ」と脅したというものだ。福岡では一般人の喧嘩でもありがちなセリフだが、報道された限りでは、これだけで福岡県警は活動家を逮捕し、さらには東京、福岡の活動拠点など6か所の家宅捜索まで行っている。

 どんな裏事情があるのだろうと思い、逮捕された活動家の名前で検索してみたら、同派による生活保護費詐取事件に行き当たった。独り暮らしの障害者(生活保護受給者で、革労協主流派の元活動家。当時47歳)を介護したように装い、福岡県太宰府市から190万円の生活保護加算金をだまし取ったという事件だ。2008年5月に活動家の男女7人が逮捕されているが、この中に今回の脅迫容疑者も含まれていた。

 これは朝日新聞地方版にだけ書かれていた情報だが、脅迫された知人は電動車いすを使っていたという。この知人とはつまり、生活保護費詐取事件の際に利用された障害者本人なのではないだろうか。少なくとも年齢的には一致している。

 この推測が正しければ、「俺らは許さんけんな」という言葉や、それに対する県警の反応の意味が見えてくる気がする。生活保護費詐取事件で(恐らく)捜査に協力した人物に対し、革労協活動家が組織的報復を宣言したとも取れる言葉を発したため、県警が「これ幸い」と大規模な摘発に動いた――と思える。県警の公式サイトにある「事件検挙掲示板」によると、今回の事件は、筑紫野署とともに左翼過激派を担当する公安3課が直接動いている。

 生活保護費詐取事件では2011年9月、今回の脅迫容疑者に対し福岡地裁は懲役2年6月の実刑判決を下している。脅迫事件はその1年後なので、出所があまりに早すぎる気がするが、2年6月の中に未決勾留期間がごっそり算入されていたのかもしれない。この裁判中、革労協側は地裁周辺で街宣活動をよく行っていた。たまたま近くを通りかかった際、県警や裁判所を糾弾する内容のチラシをもらった記憶がある。写真は福岡県警。
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