マルくん、永眠する

DSCF7135b.jpg

 カメのマルくんが永眠した。肺炎をこじらせ、苦しんで逝かせてしまった。すべては私の責任だ。

 食欲がない、動きが鈍い、くしゃみをする――異変に気付かねばならない兆候がいくつもあった。なのに、「冬だから、食欲がなくなっているのだろう」などと簡単に見過ごした。1月18日夜、体を斜めにして苦しそうに泳いでいるのを見て、初めて事の重大さがわかった。「翌朝早くペット病院に連れて行こう」と決めたが、その翌朝がマルくんには来なかった。

 よく散歩に行く海岸の遊歩道でマルくんを保護したのは2009年11月のことだった。翌2010年の暮れに獣医師の診察を受けた際、年齢は3歳ぐらいだと教えてもらった。だから、たった5、6年を生きたに過ぎない。親族の一人からは「あなた方に出会わなければ、死ぬはずのカメだった。3年寿命を延ばしてあげたと思いなさい」と言葉をかけられた。そう思うことが出来れば、どんなにか救われることだろう。

 マルくんが逝く直前まで、「自分より長生きしそうだったら、誰に世話を頼もう」と本気で悩んでいた。滑稽で仕方がない。写真は昨年11月に書いた「マルくん、ヒーターを愛する」のカットを再掲した。これが最後の写真となった。
関連記事
スポンサーサイト
[Edit]