ヒゴタイの苗

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 12日、大分県くじゅう方面に出かけた際、帰りに立ち寄った飯田高原ドライブインでヒゴタイの苗が1株300円で売られていた。ゴルフボールみたいな瑠璃色の花を咲かせるキク科の植物で、野生種は絶滅危惧種に指定されている。くじゅう・阿蘇地域は国内で数少ない自生地の一つだ。

 酒と野球にしか関心がない無粋なオヤジなので、花には全く興味はないのだが、この花の特徴的な姿には前々から魅せられていた。「やはり野に置け」となる可能性が高いと思ったものの、2株を買ってベランダのフラワーポットに植えた。難しいかもしれないが、大事に育て、あの瑠璃色の花を何とか我が家のベランダで目にしたいと思っている。

 ところで、この日の往路は峠道の九酔渓ルートを取ったのだが、桂茶屋が焼け落ちているのに出くわし非常に驚いた。峠道の途中にある人気の食事処兼土産物屋で、休憩や買い物で私も何度か利用したことがある。この日もここで昼食を取ろうかと考えていたので、後片付けが行われている焼け跡を目の当たりにし、本当に言葉がなかった。

 帰宅して調べたところ、先月24日夜の火事で全焼したことを知った。幸いけが人はいなかったという。女性経営者が書いていると思われる茶屋のFacebookによると、建物の再建に取り組みながら、完成までは露店で営業する方針らしく、「店舗再開の暁には必ず今まで以上のお店に致します」と力強い言葉が記されていた。大変な苦難に遭っても関係者は誰一人くじけていないようだ。

 写真は、長者原の登山口付近で見かけた飼い犬。「オーイ!」と声を掛けると、チラッと振り向いて顔を見せてくれた。犬小屋には「お手をさせると、かみつくことがある」と注意する看板が取り付けてあり、なかなか反骨心のある犬らしい。

 長者原の犬と言えば、1970~80年代にくじゅう山系のガイド犬として活躍した「平治」が有名だが、この犬は秋田犬(または秋田犬系の雑種)で堂々とした体格だったらしい。「平治」のエピソードは素晴らしいと思うが、仮に今の時代に登山道で大きな犬に遭遇したら、ちょっと怖い気がする。警察や保健所などに通報する人もきっと出てくることだろう。ガイド犬が愛された昔と違って、野良犬や放し飼いの犬さえ滅多に見かけない時代なのだから。
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