猫の子、子猫

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 先日、福岡市中央区地行浜を散歩していたら、シーホークホテル前の緑地で2匹の子猫を見かけた。白と黒のツートンカラー。少し汚れていたが、顔立ちは可愛らしかった。人工の埋立地。野良猫が生息しているような場所ではないので、捨て猫だったのだろうか。気になったので、数日後にもう一度同じ場所に行ってみたが、子猫の姿はもうなかった。

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 といった話を7月に書いたのだが、この子猫たちを再び見かけた。勘違いかもしれないが、どうも付近に住んでいる野宿者が飼っているのではないだろうか。確証はないのだが、餌もない、飲み水もない場所で生きていけるわけがなく、誰かが世話をしているとしか思えない。この猫たちの出没地付近に野宿者のテントが複数あるので、勝手に思いこんでいるだけなのであるが。

 福岡県と言えば、犬猫の殺処分が全国でもとりわけ多いことで悪名高い自治体だが、福岡市に限れば、最近は徐々に減ってきているという。市が公表したデータによると、2008年度には犬288頭、猫2734頭が殺処分されていたが、昨年度は犬86頭、猫472頭にまで激減している。ただ、この理由は動物愛護精神が広まったなどという理由ではなく、ただ単に犬猫の引き取りが2009年度から有料化されたためのようだ。

 手数料は生後91日以上が2000円、未満が400円。猫に限って言えば、現在も殺処分されているのは子猫が大半らしい。まさか「2000円は負担したくないが、400円だったら払う」という飼い主が多いからだろうとは思いたくはないが。

 なお、殺処分数のピークは犬が1969年度の1万4732頭で、昨年度のなんと170倍。猫は1988年度の9472頭で、同20倍。これほどの大量殺戮がよくもまあ行われていたものである。
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