大バカ者の阿蘇ドライブ

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 先日、くじゅう・阿蘇にドライブに行った際、帰路は菊池阿蘇スカイラインを通ることにした。ところが、阿蘇の大観峰から10分程車を走らせると、大渋滞にぶつかった。

 スカイラインは、熊本市街地と阿蘇とを結ぶ国道57号線の抜け道的な利用もされている。「スカイラインが混んでいるということは国道57号線が尋常でないほど渋滞しているのに違いない」と想像できた。なのに、この想像の正しさを確かめるため、わざわざスカイラインを引き返して国道57号線を通るという大愚行をしでかしてしまった。案の定、とんでもない大渋滞に出くわし、帰宅は深夜となった。

 熊本県南小国町の瀬の本高原にあるドライブインで久しぶりに美味しい「だご汁」を食べ、阿蘇では輝くばかりのススキの群落を楽しむことができた。しかし、バカな選択をしたばかりに最終的には疲れ果てただけの一日となってしまった。最悪の結末を正確に予測しておきながら、その最悪手を打ってしまうことが私には結構ある。こんな人間を「大バカ者」と呼ぶ。実際、親にはそう罵られて育ってきた。

 阿蘇へのドライブと言えば、私が子供時代にも帰路にひどい目に遭ったことがある(正確には私ではなく、私の親が)。まだ、九州道が開通していなかった昭和40年代頃の話だ。車のガソリンが切れかかったため、熊本県内の国道沿いのガソリンスタンドに立ち寄った。そこで“満タン”に給油したはずだったのに、福岡市に近づいたあたりで、またもやガス欠寸前の状態になったのである。

 燃料漏れを疑い慌てて車を点検したが、そんな気配はない。明らかにドライブ帰りとわかる福岡ナンバーの一見客だったので、給油量をだまされたのではないかと親たちは憤っていた。しかし、長い道のりを引き返して抗議する元気もなく、再び給油した後、とぼとぼと帰宅したことを覚えている。

 そんなあこぎな商売をするスタンドが本当に存在したのか、それとも親たちの勘違いだったのか、今となっては真相はわからない。仮に詐欺行為が事実だったとしたら、単に福岡ナンバーだったからではなく、オンボロ軽自動車に乗った見るからにバカ面の一家だったので絶好のカモと思われたのだろう。

 十数年前の話になるが、実際にそんな不正を行っていた静岡県のスタンドが摘発されている。検定外のメーターに付け替えて実際の給油量以上の数字が表示されるようにし、代金を余分に受け取っていたという。「タンクの容量以上に給油され、おかしい」という苦情が警察署に次々届き、悪事は明るみに出たらしい。

 写真はいずれも大観峰で撮影したススキ越しの阿蘇五岳と地蔵。何を祀った地蔵なのだろうか。
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