カパプーを復活させては

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 福岡市早良区百道の福岡インターナショナルスクール前の歩道フェンスに、懐かしい「カパプー」の絵があるのに気付いた。1995年に開かれた大学生のスポーツの祭典、ユニバーシアード福岡大会のマスコットキャラクターだ。恐らくこの時に飾られたものだと思うが、今も色鮮やかに残っている。

 このカパプーなるマスコットは国内のイラストレーターの考案で、名前は後に公募で決まったと記憶している。ムーミンを縦に引き延ばしたような姿かたちだが、モデルは一角獣だったらしく、ユニコーン星から来た20歳の大学生という設定だった。ひょうきんな見た目が当時の子供たちには結構人気があり、ユニバ関連のイベントなどでは着ぐるみに人だかりができていた。様々なキャラクター商品も販売され、我が家にもTシャツやタオルがあった。当時はゆるキャラという言葉はなかったが、その先駆け的な存在の一つだったのではないだろうか。

 以前、「ゆるキャラ乱立の福岡市、居直る」という記事を書き、39種ものゆるキャラを抱える福岡市役所だが、どれもこれも知名度はゼロで「かわいくもなければ、インパクトにも乏しい」とけなしたことがある。この記事を書いてから2年近くがたったが、状況は変わっていないと思う。39種ものゆるキャラのうち、一つでも名前を言える人が果たしてどれだけいるものだろうか。

 お役所がゆるキャラを抱える必要があるとは個人的には全く思わないが、どうしてもと言うのならば、この際だから39種の無名キャラを一掃し、代わってこのカパプーを復活させてはどうだろうか。ユニバーシアード限定のキャラだったので、ひょっとしたら権利関係など解決すべき課題があるのかもしれないが、せっかくの秀逸キャラを埋もれさせておいてはもったいない。

 唯一気になるのは1995年に20歳の大学生だったわけだから、現在は38歳になっているという点だが、全国各地のゆるキャラの中には“中年オヤジ”みたいなものも存在するから、問題はないだろう。私みたいな酒好きのオヤジたちから「一緒に酒が飲めていいじゃん」と案外歓迎されるかもしれない。

 
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