ミラーセイルって何だ?

旧聞に属する話2010-福岡タワー

 写真は、福岡市早良区百道浜の福岡タワー。毎年7、8月の2か月間は天の川をイメージしたイルミネーションで彩られている。九州北部地方はこの数日、梅雨末期の大雨に襲われ、本物の天の川とはご無沙汰だ。写真を撮った15日夜も辛うじて雨は上がったものの、星空は見えなかった。予報によると、梅雨明けは間近らしいが。

 福岡タワーは高さ245m。東京タワーのように鉄骨むき出しではなく、周囲をガラスで覆われているため、オフィスビルのようにも見えるが、内部は、展望室(高さ123m)以外は吹き抜け構造になっている。展望室からの眺めは抜群だが、料金が大人800円と結構高いため、もう何年も上ったことはない。

 このタワーには「ミラーセイル」という愛称があるのだが、そんな名前で呼んでいる人に出会ったことはない。タワーの公式サイトでさえ、「ミラーセイル」なる愛称があることは小さく紹介しているだけだ。タワーの運営を行っているのは、福岡市が出資する第3セクター。実態をきちんと表わした正式名があるのに、意味不明の愛称を付けたがるのは、いかにもお役所らしい。

 福岡市には、このほかにも関係者以外はよく分からない名前の施設が多く、市内西部に最近完成した公共施設にも「さいとぴあ」なる愛称が与えられた。西にあるから「さいとぴあ」なのかも知れないが、南九州の人が聞いたら「宮崎県西都(さいと)市にあるの?」と勘違いされそうだ。
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