# 旧聞since2009

# 篠栗九大の森

DSCF9384b.jpg

DSCF9378b.jpg

 福岡県篠栗町にある「篠栗九大の森」を散策してきた。九州大農学部の福岡演習林(計480ha)のうち、蒲田池の周囲に2kmの遊歩道を整備するなどして開設された水辺の森で、広さ17haの敷地内にはスダジイ、コナラ、ヤマフジなど計90種もの木々が生育している。水の中から生えた落羽松の森(写真)など、どことなく日本離れした風景にも出会える場所だ。

 現地にあった説明板によると、落羽松は北米原産の落葉針葉樹で、別名はヌマスギ。原産地では30~40m、国内でも20m程の高さまで生長するという。どこか見覚えのある木だと思ったが、恐らく中世代の想像画で恐竜とともに描かれているのを目にしたのだと思う。

 篠栗九大の森は、演習林を開放してほしいという住民の要望に応え、九大と地元・篠栗町が共同管理する形で4年前の2010年夏にオープンした。演習林の一般開放は全国初の試みだという。ウッドチップが敷き詰められた遊歩道は適度な起伏があり、森林浴を楽しみながらの散策は非常に快適だった。また、子供の頃によく見たヘビイチゴの実を目にして懐かしい気分に浸ることもできた。大学の演習林でなければ、150万都市近郊にこれだけの自然は残らなかっただろう。

 ただ、帰り際に「事故を防ぐための注意事項」が記された看板を見て、少し青くなった(入場する時に見るべきだが…)。

  • イノシシと不意に出会わないよう 手負いイノシシが逃げ込む可能性がある駆除期間は特に注意する
  • マムシに咬まれないよう 歩道から外れずに足元に注意して歩き、沿道の草むらに入らない

 注意書きの意味は良く理解できるが、「イノシシと不意に出会わないよう」と言われても、相手がある話なので人間サイドで注意するだけでは難しい気がする。向こうがいきなり出現した場合はどうしたら良いのだろう。できれば、その場合の対処法も書いていて欲しいものだ。

 この篠栗九大の森を紹介するパンフレットの中で、九大側は「『水辺の森を散歩できる場所』であり、整備された公園ではありません」と釘をさしているが、その意味が看板を見て良くわかった。近隣住民の憩いの場所とはなっているが、結構デンジャラスである。

 開園時間は9月までは午前6時~午後6時、10月から3月は午前7時~午後5時。時間内ならば自由に入ることができる。下の地図の蒲田池の西側に入り口が2ヶ所ある。


DSCF9365b.jpg

DSCF9392b.jpg

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:福岡 - ジャンル:地域情報

# 検索フォーム

# 最新記事

# 全記事表示リンク

全ての記事を表示する

# 訪問者

# 管理人

駄田泉

管理人:駄田泉
福岡の中小企業に勤める定年間近の中年オヤジです。物忘れが激しくなったため、ボケ防止のためにブログを書いています。主に福岡の情報を紹介していますが、タイトル通り、新しい話は何もありません。Twitterではたまに、胡散くさい情報を発信。