不動の4番、不動の監督…

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 我がソフトバンクホークスには李大浩という不動の4番打者がいる。一応打率は3割を超えているが、得点圏打率は2割3分そこそこ。パリーグの上位30位にも入らない。“残塁バンク”と評されるほど機能しないホークス打線にあって、その元凶的な存在だ。高血圧の持病を抱える私はこれ以上フラストレーションをためたくないので、最近は彼の打席はなるべく見ないことにしている。

 これほど勝負弱い打者をなぜ4番から外さないのか。身の周りのホークスファンは皆首をひねっているが、ネット上ではこんな推測が広まっている。彼は韓国では2度三冠王を獲得するなど英雄的な存在だ。同国では今も人気が高く、彼を4番に据え続けることで、韓国から多額のテレビ放送権料やネット配信料、スポンサー料が球団の懐に入ってくる。李大浩の契約は出来高含め最大で3年19億円に上ると一部で報道されているが、韓国資金だけでこれを十分賄えるどころか、儲けさえ出る仕組みだという。だから、どんなに好機で凡退を続けても彼を4番から外せないのだと。

 球団は収支を公開していないので、この推測が正しいかを確かめるすべはないが、オリックスが日本球界で最初に彼と2年7億円の契約を結んだ際、同様の話が報道されていた。オリックス契約時の報道が事実だったのならば、ホークスでも事情は同じなのかもしれない。 

 そう言えば、私がヤフオクドームで観戦した際にも韓国の食品メーカー農心がスポンサーに付いていた試合があり、同社の主力製品「辛ラーメン」1袋を観客全員に配っていた。同社はこの日、3万袋以上のラーメンを無料配布した計算だ。球団へのスポンサー料のほかに、1袋100円として計300万円。中華圏では「辛ラーメン」に発ガン性物質が含まれていると報道され、ブランドイメージは一気に落ちたと言われる(発ガン性物質含有は誤報だったとの情報もあるが…)。李大浩とのタイアップにより日本での販路を拡大できれば、少々の負担は気にもならないのだろう。

 球団も企業である以上、利益を求めるのは当然のことだが、それ以上にチームの勝利を求めてほしい。4番が機能しないのならば、打順の組み替えなどの手を打つべきではないだろうか。李大浩絡みの契約が監督の采配を縛っているなどの風説は本当は信じたくないのだが…。
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