押し出し四球4個…

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 1イニングに押し出し四球4個で敗戦という悲惨極まる試合を見てきた。25日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク―楽天戦だ。6-4とソフトバンク2点リードで迎えた7回表の楽天の攻撃。1死1、2塁で森をリリーフしたソフトバンクのセットアッパー五十嵐はなんと3連続四球で同点にすると、三振をはさんでさらに二つの四球を出し、一挙4点を楽天にプレゼントしてしまった。現在のソフトバンクに2点差を再逆転する力はなく、必死に追いすがったものの7-8と1点届かなかった。

 長年、プロ、アマを含めて膨大な数の野球の試合を見てきたが、“1イニングで1人の投手”が4個の押し出し四球を出したことなど記憶にない。普通は途中で何らかの手を監督が打つものである。監督とはそのためにいるのだから。人生一度きりの得難い体験であった。もう2度と味わいたくはないが。

 この試合、ソフトバンクのリズムが狂ったのは恐らく6回だった。5回裏にソフトバンクが集中打で一挙5点を上げ、ドーム内は大盛り上がりとなったが、6回表、3番手で出てきた柳瀬が1死を取った後、簡単に1点を返され、なおも2、3塁。ここで本来ならば7回から登板するはずの森を投入せざるを得ない事態に追い込まれた。

 ペナントレース序盤から勝ちゲーム、負けゲーム問わずに大車輪で活躍してきた森だけに、疲労は相当たまっているのだろう。1イニングだけならば、相変わらず小気味のいい投球を見せてくれるが、ここ最近は回跨ぎでは結果を残していない。6回はしのいだものの、2イニング目の7回にはピンチを招き、これまた本来ならば8回からの五十嵐が前倒しで救援せざるを得なかった。そして、これがとんでもない裏目に出た。

 すべては結果論だが、故障明けの柳瀬をあの局面で使う必要があったのか。また、再逆転された後もソフトバンクは8回に1点を返しただけでなく、7、9回に好機を迎えた。しかし、ここで打順が回ってきた不動の4番が例によって仕事をしなかった。今シーズン、何度こんな場面に立ち会っただろうか。きょうほど惨めな気分で帰路についた試合は今までになかった。最後まで声を枯らしていたライトスタンドの応援団がかわいそうだった。
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コメント

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No title

私も行きました。
写真の角度からすると近い座席だったのでしょうか?

こんな試合は本当に初めてです。
8回になるとゾロゾロとお客さんが帰っていましたが、
お書きのようにライトスタンドだけは最後まで応援団が必死で応援。
例の4番があと一本ヒットを打てば勝っていた試合というのはみんなが認めるところでしょう。
五十嵐の復活を期待したいですね。


Re: No title

コメントありがとうございます。
私は三塁側のB指定で観戦していました。ひょっとしたら優勝が決まるかもしれないと思って押さえていたのですが…。
天国から地獄に突き落とされた気分でした。
五十嵐はヤクルト時代からのファンです。彼以上に、采配を振るわない監督さんに疑問を覚えました。