# 旧聞since2009

# 花山酔、復活へ

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 昨年11月25日を最後に閉館した大分県九重町の九重西鉄ホテル花山酔を、くじゅう連山にある法華院温泉山荘が買い取り、4月1日から営業再開するという報道があった。

 花山酔があるのは、くじゅう連山登山口のひとつの長者原温泉郷で、私も5年前に一度だけ泊まったことがある。露天風呂や部屋からは雄大なくじゅう連山を眺めることができ(2枚目の写真)、手頃な宿泊料金の割には料理も悪くなかった。西鉄が閉館を決めたのは、登山シーズン以外は客が少ないという理由のようだが、1枚目の写真でもわかるように2002年完成の建物はまだ新しく、もったいない話だと思っていた。

 花山酔以前にも西鉄は同じ場所で古びた山荘を経営していたが、この山荘に絡んでちょっとした思い出がある。十数年前の夏、宿の予約や航空券購入などの際にはわざわざ旅行会社に出掛けていた時代の話だ。

 盆休みは温泉にでもゆっくり浸かろうと家族で意見の一致を見たが、金と暇はあまりない。そこで近場の大分県に出掛けることになり、旅行会社の窓口に宿の予約に行った。手渡されたパンフレットには、長者原にある手頃な値段の宿が紹介されていた。長者原にはこの頃から日帰りで良く遊びに行っていたが、雄大な景色に魅了され、一度は泊まってみたいと思っていた。そこで「この宿はどうか」と窓口の女性に相談したところ、「ここだけは絶対にお勧めできません」と非常に強い口調で言われ、思わず彼女の顔を見返してしまった。理由を聞くと、あまりにも老朽化しており、宿泊客の評判が極めて悪いのだという。

 この宿こそが花山酔の前身の山荘だった。程なく山荘の建て替えが発表され、女性の言葉が正しかったことを理解したが、旅行会社の担当者にここまでけなされる宿も珍しいと思ったものだ。

 花山酔は宿泊棟部分が鉄筋3階建てで、32の客室がある。一方、買収した法華院温泉山荘は、ラムサール条約登録湿地「坊がつる」を見渡す標高1,300㍍の場所にあり、九州では最も高い場所にある温泉と言われている。地元紙の大分合同新聞のサイトには、法華院温泉の弘蔵岳久社長が「山と麓との連携したサービスを展開し、登山客を増やしたい」と意気込んでいると紹介されていた。花山酔の露天風呂は登山客に大人気だったというだけに、再開決定を喜んでいる人は多いことだろう。
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駄田泉

管理人:駄田泉
福岡の中小企業に勤める定年間近の中年オヤジです。物忘れが激しくなったため、ボケ防止のためにブログを書いています。主に福岡の情報を紹介していますが、タイトル通り、新しい話は何もありません。Twitterではたまに、胡散くさい情報を発信。