神社春季大祭で肉フェス!

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 福岡市中央区今川2に鳥飼八幡宮という神社がある。起源は神功皇后の昔に遡るという歴史を持つ。貝原益軒の『筑前國続風土記』にも記載があり、「西町にあり。其始は鳥飼村松林の中に鎮座し給ふ。今も其跡に、神木の松のこれり」などと紹介されている。この由緒正しき神社の春季大祭が今月29~31日に開かれるのだが、今年の大祭では(神社としては)相当風変わりなイベントが開催される。流行りの「肉フェス」。「お肉が好きなんですっ!!!」というサブタイトルまで付いている。

 八幡宮境内に様々な肉料理の屋台が並び、酒類も提供されるという。さらには肉フェスに合わせ、31日には「肉婚」なる八幡宮主催の婚活イベントも開かれる。大相撲九州場所の際に九重部屋が宿舎を構えたり、中野正剛の像があったりすることで知られる神社だが、縁結びの神様としても有名なのだ。地元以外の人には容易には信じ難い話かも知れないので、肉フェスのポスターなどが掲載されている八幡宮の公式ブログのアドレスを貼っておく。
http://hachimansama.jp/category/blog

 昨年10月に初めて肉フェスを開催したところ、1日で1万人の入場者を集める盛況ぶり。好評に応えての第2回開催で、会期も3日間に拡大したという。

 第1回の肉フェスについては地元紙の西日本新聞が紹介しているが、その記事によると、仕掛け人は宮司の子息の若き権禰宜。昔の神社は地域コミュニティーの中心であり、普段から人々が集っていたが、現在では氏子も参拝者も減っている。神社自身が意識を変え、常に人が集まる場所にしたいと試みたのが肉フェスだったという。

 このイベントについて初めて知った時は少し驚いたが、よくよく考えてみれば、それほど奇をてらったものではない。神社の夏祭り、秋祭りなどでは境内や参道に様々な出店が並ぶが、多くは焼き鳥やイカ焼き、たこ焼きなど食べ物の店。それがすべて肉料理になったというだけの話だ。昔、筥崎宮の放生会で見掛けた「蛇女」などの胡散臭い見せ物よりも、よほど健全だ。

 個人的には胡散臭いのも好きなのだが、それ以上に「お肉が好きなんですっ!!!」という口でもあるので、都合が付けば、行ってみたいと思う。

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 ちなみに鳥飼八幡宮の境内にはこんな像が祭られている。通称「なで牛」。体に悪い箇所がある人は、牛の同じ場所をなでれば快癒すると言い伝えられ、地域住民から敬われている。肉フェスとは関係ない。
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