福岡タワーどこから転落?

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 5月11日午後9時50分頃、福岡市早良区百道浜の福岡タワー北側駐車場で市内の男子高校生(1年)が遺体で見つかり、タワーから転落したのではないかと報道された。しかし、福岡タワーのどこから転落したのだろうか? 13日夕、ウォーキングついでに現場に行き、外壁を観察してみた。高校生が本当に転落したのならば、北側外壁の鉄枠(写真1枚目)をよじ登ったか、地上から150㍍の場所にある電波塔の管理スペース(写真2枚目の八角形)に立ち入った以外にないと思えた。

 福岡タワーは鉄塔部分を除き三角柱の形状で、高さは234㍍。116~123㍍の3~5階部分に展望室とレストランがある。壁面の大半が8,000枚の鏡で覆われ、身を乗り出せるような場所は一切ないが、北側には地上から5階まで非常階段が通じている。ただし、写真でわかるように、ここも鉄枠で囲われている。

 この事故(事件?)を一般紙以上に詳しく報じた日刊スポーツ記事によると、亡くなった高校生が3階展望室から非常階段に通じる扉を開ける姿が防犯カメラに残されていたという。しかし、鉄枠の隙間は最大でも14.5㌢。タワーの運営会社は「大人がすり抜けられる広さではない」として、非常階段から転落したとの見方を強く否定しているらしい。確かに、外から観察しても鉄枠の隙間から外に出るのは不可能だろうと思えた。かといって、冒頭に書いた外壁をよじ登ったというのも非現実的な気がする。

 一方、電波塔の管理スペースについては以前、地元のテレビ番組でリポートを見たことがあるが、完全に吹きさらしの場所だ。先の日刊スポーツ記事によると、5階展望室に管理スペースへの出入り口があるといい、個人的にはここが転落場所である可能性が最も高いと思える。だが、出入り口の鍵は厳重に保管されているとして、運営会社は管理スペースへの侵入についても頑強に否定しているという。

 しかし、運営会社がいくら否定しても、警察は「福岡タワーから飛び降りた可能性があるとみて調べている」(西日本新聞12日朝刊)。遺体の状況等から、転落以外の死因は考えられないのだろう。必ずどこかに見落としがあるはずで、これが判明しない限り、福岡タワーは運営会社も把握していない危険箇所を抱えていることになる。どこから転落したのかも不明な状態で通常通り営業して良いのか、疑問に思わないでもない。

 蛇足だが、展望室と電波塔管理スペースの間の右側鉄枠に黒い物体が付着しているのが2枚目の写真に写っている。スマホしか持っていなかったため拡大写真を撮れなかったが、遠目には靴のようにも見え、少し気になった。(望遠レンズで確認したところ、角型のライトのようだった)

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