梅林駅から油山へ

 またまた油山に登ってきた。ただし、いつもは中腹近くにある市民の森まで車で行っているが、たまには麓から山頂を目指そうと思い、福岡市営地下鉄七隈線の梅林駅(城南区)をスタート地点に選んだ。


 梅林駅。この駅の1日平均の乗車客は1,251人(2013年度実績)で、福岡市営地下鉄全35駅の中では最も少ない。七隈線は西区橋本から天神南までの12㌔の路線だが、実に16駅がある。駅間距離は平均でたった800㍍。梅林駅も両隣の駅(野芥と福大前)が1㌔に満たないところにあるのだから、増えようがない。七隈線開業前、福岡市は「バスのような利便性を提供する」と胸を張ったが、ふたを開けてみれば、市民から「地下鉄なのにバスみたいに止まってばかり」と嫌われ、毎年数十億円単位の赤字を垂れ流している。役人の机上の空論は罪深い。

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 駅からすぐの場所にある「梅林緑道」から実質的な登山スタート。梅林緑道なる名前はなかったと思うが、この階段は高校時代、部活のトレーニングで頻繁に駆け上がっていた。時には妙見岩(後述)あたりまで行っていたのだから、今から思うと信じられないことをしていた。

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 登山道は概ねこんな感じ。市民の森からの登山道のようには整備された道ではない。

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 木立に囲まれた登山道だが、一箇所だけ眺望が開けた場所があり、福岡市西部の市街地が見渡せた。

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 道が二股に分かれ、どちらに行くべきか迷う箇所があるが、小さな崖を滑り降りるのが正解。すぐに林道に突き当たる。 

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 林道をわずかに歩くと、山頂まで2.7㌔の矢印があり、林道に別れを告げる。

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 「油山十六景」の一つ妙見岩に到着。説明板が設置されており、「昔、北辰妙見大菩薩がまつられていたところで、龍樹権現の上宮と称されていますが、今は大岩のみが残っています。干ばつのとき、焚火をたき、太鼓をたたいて、雨乞いをした場所です」と書かれている。高校時代、駆け上がっていた場所とはここだ。久しぶりにここまで登ってみて、懐かしさを感じるよりも高校時代の体力が空恐ろしくなった。同級生の中では相当運動音痴の方だったが。

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 市民の森からの国見岩ルートに合流。ここから山頂までは約1㌔。

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 駅を出てから約2時間で山頂に到着。雨こそ降らなかったものの、山頂はかなりガスが出ていたこともあり、先客はゼロ。山頂からの眺望もゼロだった。

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 市民の森経由で、南区の花畑園芸公園に下山。週末は家族連れでにぎわっている場所だが、閉園間近の午後4時過ぎだったため、人影はなし。近隣に住んでいた頃、家族で良く遊びに来た場所で、ここは少し懐かしかった。ここからバス&地下鉄で帰宅した。スマホの万歩計アプリによると、この日歩いた距離は計17.71㌔だった。
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