続・西新駅にエレベーター


 工事のため閉鎖されていた福岡市営地下鉄西新駅の7番出入り口の利用が7月1日から再開された。工事はコンコースと地上とを結ぶエレベーター新設だと理解していたが、エレベーターは影も形もない。2月に「西新駅にエレベーター」という記事を書いた責任もあり、福岡市の予算資料を改めてめくったが、1億2,000万円の予算で「バリアフリー動線確保のため、7出入口(西新交番方面)付近にエレベーターを新設する」と間違いなく明記されている。

 不審に思い、市交通局に問い合わせたところ、今回の工事は上屋の建設だけで、エレベーター設置は今後進めていくとの回答をもらった。完成は来年度になるという。同駅には現在、コンコースと地上とを結ぶ専用エレベーターはなく、隣接する商業施設プラリバのエレベーターが代わりを務めている。しかし、プラリバは建て替えのため今月いっぱいで閉館する。車いすの利用者らはその後、どうするのかと尋ねたところ、交通局側の回答は「駅エレベーター完成までは、プラリバのエレベーターは残してもらう約束になっている」というものだった。

 7番出入り口の工事が始まったのは昨年11月下旬だった。一方、プラリバ閉館が報道によって明るみに出たのは昨年暮れ。恐らく福岡市は早い段階で、プラリバを所有する東京建物から内々に閉館時期を伝えられ、急ぎエレベーター新設工事に入ったのだろうと思っていた。従ってプラリバ閉館前にはエレベーターが完成するものと予想していたが、完全に見込み違いだった。

 閉店が目前に迫ったプラリバは最後のバーゲン中だ。だが、閉館を前に退店していった店舗もあり、館内のあちこちにガランとしたスペースが生まれ、フロアによっては物寂しい雰囲気となっている。建て替えによってどんな建物が出来るのかについては、東京建物からまだ正式な発表はないようだが、上層階はマンション、低層階は商業施設の30階建てビルが建設されると地元では報道されている。

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