二丈岳からの眺め

IMG_3547.jpg

IMG_3544.jpg

 福岡県糸島市にある二丈岳(711㍍)山頂からの眺望が素晴らしいと聞き、福岡都市圏が最高気温34度を超える猛暑に襲われた29日、無謀にも登ってきた。少しガスが出ていたが、360度の展望が広がる山頂の巨石上からの眺めは確かに抜群だった。中でも東側には糸島平野や船越湾、引津湾、可也山などの変化に富んだ風景が広がり、登った甲斐があったと実感した。

 しかし、頂上までの道のりは想像以上にきついものだった。快速が停まるからという単純な理由で、JR筑肥線の筑前深江駅から林道を経由して登山道に入るというルートを選んだが、この登山道が大変な急傾斜の連続だった。しかも、登山道に入るのが早過ぎたため、崖のような急斜面を無駄に登ることになり、ガイド本などが推奨する登山口に着いた時はほとんど精根尽き果てた状態だった。深江駅から山頂までの道のりは2時間半程だっただろうか。

 この二丈岳を、地元の観光協会などは「手軽なハイキングコース」として紹介している。あの難路がハイキングコースとは到底信じがたいが、西側の麓にあるキャンプ場「真名子木の香ランド」まで車で行き、ここから山頂を目指せば、もっと楽にたどり着ける。

 下山後、筑前深江駅から徒歩数分の距離にある二丈温泉「きららの湯」に立ち寄り、汗を流してきた。全国屈指のラドン含有量を誇る天然温泉で、筋肉痛や高血圧などに効くとか。もともとは上水道用としてくみ上げていた地下水の水質検査をしたところ、ラドン豊富な鉱泉だったことがわかり、2003年に旧二丈町が建設した温泉施設だという。入浴料500円と手軽な料金の割には、小さいながらも露天風呂やサウナまで備えたきれいな施設だった。疲れが吹き飛ぶとまではいかなかったが、お陰で体はずいぶん軽くなり、元気を回復して帰路に着いた。

IMG_3533.jpg

 標識に従い、慌てて登山道に入ってしまったのが大失敗。一般的な登山口は、緩やかな林道をさらにたどった先にある。

IMG_3566.jpg

 ここがガイド本など推奨の登山口。ロープが目印。 

IMG_3664.jpg

 この山には室町・戦国時代、二丈岳城、または深江岳城という山城が築かれていた。山頂の一角には現在も石垣が残る。

IMG_3558.jpg

 二丈岳の南西には浮岳(805㍍)、女岳(741㍍)などの形の良い山々が連なる。
関連記事
スポンサーサイト
[Edit]

コメント

非公開コメント