ハチクマウォッチング

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 福岡市城南区の油山・片江展望台で開かれている「ハチクマウォッチング」に12日、参加して来た。ハチクマとは大型の鷹の一種で、夏に本州で繁殖した後、秋に越冬地の東南アジアなどに渡っていく。片江展望台は、ハチクマの渡りが観察できる国内有数のスポットと言われている。ピークは秋分の日前後と聞いており、少し早いとは思ったが、油山散策がてら足を延ばして来た。

 梅林緑道から展望台に向かう途中、カラスがギャーギャー騒ぐ中、鷹らしき大きな茶色の鳥が悠然とその上空を飛んでいくのを見た。意外に期待できるのではないかと思ったが、昼食のおにぎりをほおばりながら、しばらく展望台で粘ったものの、残念ながらハチクマを目にすることはできなかった。

 展望台では日本野鳥の会の方々がガイドをしながら観察を続けているが、現在はまだ、1日で数羽が見られる程度らしい。この時期に本気でハチクマの姿を見たければ、“しばらく”ではなく一日中粘る必要があるようだ。昨年はウォッチング期間中の37日間(9月6日~10月12日)で5,286羽が観察されたが、1日で500羽以上を見ることが出来たのは15、22、25日の3日間だったという。

 ハチクマという妙な名前の由来は、姿かたちがクマタカに似ており、クロスズメバチの幼虫(蜂の子)を好んで食べるためだとか。ハチクマは翼を広げれば1㍍を大きく超え、春、秋2度の渡りで計2万㌔を移動するというハードな生活を送っている。こんな鳥の主食というのだから、蜂の子はよほど栄養価が高いのだろう。

 展望台からの帰路は、「梅林寺・梅林中交差点」という案内貼り紙に従い、いつもとは違う登山道を通ってみた。利用する登山者が少ないのか少し荒れた状態だったが、途中、かなり深い渓谷沿いを歩く箇所があり、びっくりした。長いこと福岡市に住んでいるが、油山にあんな場所があるとは知らなかった。写真を撮りたかったのだが、急な崖を降りなければならず、断念した。

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