福岡の空撮写真

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 先日取り上げた福岡市中央区荒戸の「此の屋敷の供養塔」に絡み、一帯を撮影した古い写真でもないかと探していたところ、国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」で、黒門川がまだ地上を流れていた頃の空撮写真が見つかった。

 1981年12月4日撮影の写真で、供養塔が現在ある場所付近を拡大してみると、4棟程の建物があったことがわかる。建物のサイズや敷地等で判断する限り、“屋敷”と呼ばれる程の代物であったかは微妙だが、気になるのはこの一帯だけ黒門川に面した場所が妙に雑然としていることだ。恐らく植物が繁茂していたのではないだろうか。「此の屋敷の供養塔」の中で、1980年代前半の住宅地図では一帯にあった建物のうち3棟が空き家だったことを紹介したが、ひょっとしたらかなり以前から空き家状態で、建物の管理が行き届いていなかったのかもしれない。

 ところで、この写真を見ると、当時の黒門川の流路がよくわかる。昨年6月、
「黒門川の河口はどこ?」「菰川の怪」という記事を書いたが、現在の福浜地区(西公園下住宅)埋め立てで本来の河口を失った際、水路は西に延ばされ菰川に直結されていたのである。最初からこの写真を探し当てることができれば、マッチポンプみたいな記事を書くこともなかった。

 このほか、過去に書いた記事に関係する空撮写真をいろいろ探してみたところ、
「カネボウプール」がまだ健在だった頃の写真が見つかった。写真のやや左側、那珂川と博多川が分岐する辺りに見える水色の施設だ。その北側に見える空き地らしきものはゴルフ練習場だろう。鐘紡工場跡地に建てられたスポーツ施設群で、現在は大型商業施設キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)となっている。1975年1月14日、つまり真冬に撮影された写真のためプールに人影はない。

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