ホークスタウン解体進む

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 建て替えのため3月いっぱいで閉館したホークスタウンモール(福岡市中央区地行浜)の解体工事が始まっている。ただ一つ残るライブ会場、Zepp福岡も5月8日で営業終了の予定で、大型連休が終われば、施設の取り壊しは一気に進みそうな気配だ。モールを事実上所有する三菱地所が3月末に出したニュースリリースによると、新施設は2018年度開業予定で、延べ床面積は現在の1.8倍の約13万平方㍍になるという。入居店舗などの詳細は未定だが、Zepp福岡とユナイテッド・シネマ福岡とは再出店交渉中だと明らかにしている。

 昨年末に建て替え計画が最初に公になった際、三菱地所側がマンション併設も検討していると報じられ、高島市長が「交通対策をどう考えているのか」とかみついたことを紹介した(「ホークスタウン再開発」)。少なくとも先のニュースリリースには“マンション”の文字はない。もちろん、建て替え計画の詳細が今後固まっていく中で、マンション併設が本当に盛り込まれる可能性はゼロではないだろうが、市長が指摘した交通問題はやはりネックになるだろうと思う。

 新施設の床面積13万平方㍍とは、福岡都市圏の商業施設ではJR博多シティ(20万平方㍍)、イオンモール福岡(14万平方㍍、粕屋町)に次ぐ規模となる。しかも、あの三菱地所が「当社の旗艦商業施設」にすると高らかに宣言しているぐらいだから、規模だけでなく、質的にも魅力あるショッピングモールに生まれ変わることだろう。

 モールに隣接するヤフオクドームは、ホークス戦の度に3万人を大きく超える観客を集め、現在でも周辺道路は大渋滞、近隣住民は車では身動きできない状態となっている。“幸いなことに”、今までのホークスタウンモールはガラガラだったので、渋滞に拍車をかけることはなかったが、恐らく今後はそうはいかない。周辺の地行浜や早良区百道浜の住民の中には、新モール誕生を待ち望む以上に、予想される渋滞を思い浮かべ、今からゾッとしている人も多いのではないだろうか。この上さらにマンションを建てるという選択肢は、道路事情を何とかしない限りはあり得ないと個人的には思う。

 三菱地所側はニュースリリースの最後を「なお、本計画の詳細については、引き続き検討してまいりますが、当社は、本事業を通じホークスタウン及び周辺エリアの活性化に貢献していまいります」という妙に殊勝な言葉で結んでいる。高島市長がかみついたことは、意外に無駄ではなかったのかもしれない。ニュースリリースに添付されている新モールの外観イメージ図によると、メインの出入り口はよかトピア通りの交差点側になるようだ。


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