ジャリパン

旧聞に属する話2010-ジャリパン

 宮崎名物ミカエル堂のジャリパンを久しぶりに食べた。クリームの中にグラニュー糖が粒のまま入っており、口の中でじゃりじゃりする。だからジャリパン。ミカエル堂は主に高校や病院、役所の売店などでパンを販売しており、宮崎市内で生まれ育った人には思い出の味らしい。

 私が初めて食べたのは20数年前、所用で宮崎の病院を訪ねた時だった。小腹がすいたので、売店でたまたま買ったのだが、最初は“不良品”かと思った。はっきり言って、クリームの食感は砂並みだ。宮崎の食べ物の中には、ほかにも見た目や第一印象の悪いものが結構多い。「猫まんまか!」と怒りたくなった冷や汁、白い皮を残したまま食べる日向夏…。

 ジャリパンについては以前、東国原知事の人気に目を付けた大手コンビニが「じゃりパン」の名で類似品を発売したことがあったが、じゃりじゃり感が全然足りなかった。「いくらなんでも、本家そのままでは全国では受けない」と少しソフトにしたのだろうか? 未体験の人は、宮崎に行く機会があったら、ぜひ食べてみて欲しい。値段はスタンダードなクリームが1本95円、チョコやクリーミーチーズなどのバリエーションが116円。ところで、記憶違いかも知れないが、ジャリパンというのは若者たちの間の愛称で、昔は正式名称が別にあったように思うが…。

 その人気の東国原知事、読売新聞が20日朝刊で「不出馬へ」と打ってきた。同紙によると、都知事選出馬に意欲を見せており、すでに後援会には意向を伝えているらしい。宮崎知事選不出馬については既定路線と思えるが、都知事選については今後もすったもんだがあるような気がする。“裏切られた”宮崎県民にとって、東国原人気というのは「一時のあだ花だった」ということになるのだろうか。
関連記事
スポンサーサイト
[Edit]