隠し撮り

旧聞に属する話2010-マルくん0922

 この写真、かなりピンが甘い。カメラを構えて近寄ると、怖がって逃げてしまうので、少し離れた所から望遠で撮影したものだ。一種の隠し撮りと言えるだろう。隠し撮りの相手が、自宅で飼っているミドリガメとはおかしな話だが。

 21日まで、最高気温が30度を超える真夏日だった福岡市だが、22日は一気に8度も気温が下がり、いきなり秋が来た。急激な温度変化がこたえたのかもしれない。ミドリガメのマルくんは、シェルターの中にひきこもっている時間が長くなってきた。食欲も少し落ちたようだ。そろそろ寒い時期を乗り切るため、紫外線ライトなどを買いそろえる時期かもしれない。

 冬眠させる気はない。カメの冬眠に絡み、ちょっとしたトラウマがあるからだ。実はミドリガメを飼うのは初めてではなく、10年以上も前、ペットショップで子ガメを買ったことがある。時期は、秋口だったと思う。すぐに寒くなって食欲がなくなり、どうしたものかと考えていたら、家人が知人からの助言を持ち帰ってきた。「水槽の水を抜いておくと、そのうち勝手に冬眠を始めるよ」

 今考えると恐ろしい限りだが、当時(現在も)カメの飼育についてまともな知識がなかったので、その助言を実行に移してしまったのだ。そして、10日間ほど後、子ガメのミイラを発見することになった…。

 その時のカメには今もって申し訳ない気持ちでいっぱいだが、最近になって同じような話を複数聞いた。カメ自体に冬眠するだけの体力が備わっていなかったケースもあるだろうが、我が家みたいにそもそも冬眠のやり方を間違っているケースもあったようだ。きちんとした知識や経験がなければ、暖かい部屋で過ごさせる方が無難ではないだろうか。せっかく我が家にやってきたカメに、今度こそ天寿をまっとうさせてやりたいと思う。
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