右翼団体集結

旧聞に属する話2010-右翼街宣2

 ヤフードームがある福岡市中央区地行浜には、中韓両国の総領事館も置かれている。この一帯が昨日今日と騒然とした状態だった。別にホークスが7年ぶりの優勝を飾ったからではない。尖閣諸島問題で中国に反発した右翼団体が九州各地から大挙して押し寄せ、中国総領事館前で大規模な抗議行動を続けていたからだ。

 今回の問題を巡る中国の居丈高で薄汚いやり口には、私もはらわた煮えくりかえる思いだ。一人一人に聞いて回ったわけではないので、確かなことは言えないが、多くの福岡市民が同じ気持ちだろう。だからといって、右翼の街宣活動に対する市民の眼差しは、決して温かいものには見えなかった。当然だろう。領事館の周囲には住宅や病院が立ち並び、学校さえあるのだから。

 「ネットウヨ」ではなく行動右翼としての矜持はわかるが、街宣車から大音量でがなり立てる活動スタイルにいつまでもこだわるのは、いかがなものだろうか。中には政党を結成し、国政選に打って出る人もいるが、総じて「独自の戦い」に終わっている。右翼=粗暴、怖いという図式が浸透しているからだろう。

 ネットウヨの多くが、実社会では“普通の人間”だとはよく言われるが、少なくともネット社会ではナショナリズムの高揚が見られるのだ。こういった情勢に現実社会できちんとこたえられる民族主義政党を創設し、小さいながらも国会でにらみをきかせるという構図を作れたら面白いと思うのだが。共産党の右バージョンみたいなものだ。

 誰がこの政党を率いるかというと、例えば、元首相の安倍晋三氏などどうだろうか。成蹊大などというチャラチャラした大学を出ている割には、意外にそのような素養があるように思う。
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