オートキャンプ禁止の看板

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 連休前半の4月29日、大分県のくじゅうに日帰りで行き、九重町の長者原・タデ原湿原や、竹田市のくじゅう花公園を散策してきた。その長者原の公共駐車場に数年前から、オートキャンプ禁止を告知する看板が設置されている。これほど目立つ看板があっても、春から秋にかけての季節に長者原に行くと、たいていは駐車場に複数台のキャンピングカーが陣取り、料理をしたり、トイレの水道で食器を洗ったりしている人たちを目にしたものだが、この日午後は1台も見掛けなかった。たまたまかも知れないが、状況に何か変化があったのだろうか。

 長者原はくじゅう連山の登山口の一つで、標高1,000㍍の飯田高原にある。九州有数の観光地だ。年間を通して多くの観光客、登山客が訪れているが、中でもミヤマキリシマ、紅葉が見頃の初夏と秋は大変な人気で、国(環境省)や県が設置した計3か所の無料の駐車場(約400台収容)は休日には満車状態が続く。一方で、温泉郷でもある長者原には日帰り温泉や宿泊客以外の入浴を受け入れるホテルも複数あり、オートキャンプにも絶好の場所。禁止を無視して駐車場を占拠するキャンピングカーが相次ぎ、他の登山客や観光客からは苦情が出ていたという。これに苦慮した環境省は駐車場の有料化を検討していると過去には報道されていた。

 私自身は何の迷惑を被ったわけでもないので、キャンピングカーを見ても特に感想もなかったのだが、彼らを排除するために駐車場が有料化されたのでは「とばっちりだな」とは思っていた。しかし、現在のところ、駐車場は依然、無料のままだ。

 実は飯田高原にはオートキャンプが可能な「くじゅうやまなみキャンプ村」という大分県が設置した施設がちゃんとあるのだが、こちらは当然ながら有料で、1区画1泊4,320円(繁忙期は5,400円)。長時間の駐車に、例えば1,000~2,000円程度の料金を取ったところで、やまなみキャンプ村の料金よりも格安だ。駐車場の有料化が沙汰止みになったのは、下手に料金を取れば、利用者にお墨付きを与えることになり、かえって低料金のオートキャンプ場化が進み兼ねないと環境省などは危惧したのではないか、と勝手な推測をしている。

 タデ原湿原はまだ、野焼きの跡が黒々と残っていた。くじゅう花公園ではシバザクラやリビングストンデージーがきれいだったが、ネモフィラはスカスカの感じがして失礼ながらいまいちだった。福岡市の海の中道海浜公園などネモフィラの他の名所は、もっとぎっしり植えてある気がするが。


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