きゃべつ畑のひまわり

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 今年も一面のヒマワリだった。この盆休み、昨年に続いて宮崎県高鍋町の染ヶ岡地区に行き、80㌶もの畑を埋め尽くすヒマワリを見てきた。その数、約1100万本。タイトルの「きゃべつ畑のひまわり」とは、ここは本来はキャベツ畑で、お盆を過ぎれば、ヒマワリはトラクターで畑にすき込まれ、キャベツの肥料となるためだ。ここで生産されるキャベツは、その名も「ひまわりキャベツ」として春から初夏にかけて出荷される。

 このヒマワリは「復興のヒマワリ」とも呼ばれている。地元では有名な話なので、今さら紹介するのも気が引けるが、染ヶ岡地区は古くからキャベツ栽培が盛んで、肥料には堆肥を使ってきた。しかし、高鍋町や隣接する川南町を2010年、家畜の伝染病・口蹄疫が襲い、高鍋町だけでも3万頭を超える家畜が殺処分され、ウイルス拡散を防ぐため堆肥の利用も禁止された。地元農家は代わってヒマワリを栽培し、緑肥とするようになったが、大地を黄色に染める景観は「復興の象徴」として大きな評判を呼び、ヒマワリの栽培面積は年々広がっていったという。

 白状すると、「昨年に続いて」と冒頭に書いたが、昨年は親族の車の後部座席で熟睡中で、家族が撮影した写真で絶景を見逃したことを知り、しばらくは後悔の毎日だった。幸いにも今年、再訪することができたが、何事にも「次の機会がある」と言い切れる年齢でもなくなってきた。
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