雷山山頂のコバノミツバツツジ

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 糸島市の雷山(955㍍)に登ってきた。紅葉の名所として有名な雷山千如寺大悲王院、古代山城跡の雷山神籠石など山中の名所・旧跡には何度か行ったことがあったが、山頂は初めて。雷山がある脊振山系は福岡・佐賀県境に広がる断層山地で、佐賀県側はなだらかだが、福岡県側は急崖だと言われている。つまり福岡県側から登れば、非常にしんどい。知識としては知っていたが、そのしんどさを我が身で経験してきた。

 ルートは、雷山千如寺の下から登山道に入り、清賀の滝、雷神社上宮を経て山頂を目指した。上宮から山頂までは「もう一息」と聞いていたが、実際に登ってみての感想は「上宮からが登山本番」だった。距離的にはわずか524㍍(案内板の表示)だが、この524㍍が急傾斜の連続で、四つんばいで登らざるを得ないような所もあった。登山前、余力があったら隣の井原山(983㍍)に通じる縦走路をたどろうかとも考えていたのだが、現実に山頂にたどり着いてみると、そんなエネルギーはまったく残っていなかった。昼食休憩後には迷うことなく下山を選んだ。

 井原山では、コバノミツバツツジの花がちょうど見頃を迎えている。これが縦走路を歩きたかった理由だが、雷山山頂にも数株が咲いており、これで満足することにした。コバノミツバツツジは名前の通り、葉の小さなミツバツツジで、薄紫色の花を咲かせる。春から初夏にかけて九州の山々を彩る花としては、阿蘇・くじゅう山系や雲仙などのミヤマキリシマが有名だが、脊振山系のコバノミツバツツジも人気の存在だ。

 ところで、車を停めた登山口近くの駐車場で、無料配布されている糸島市発行の登山マップ「糸島の山歩き―井原山・雷山・羽金山編」を手に入れ、有効活用させてもらった。主な登山ルートとともに、山々の特徴や見所、四季の花々などを紹介したA2判の大型マップで、コンパクトなサイズに折りたたまれている。以前、二丈岳に登った際に「二丈岳・女岳・浮嶽・十坊山編」が役立ったので、雷山でも入手できないかと思っていたところ、駐車場の一角に「山ナビBOX」というものがあり、ここに期待通りマップが置かれていた。帰宅後にマップを眺めながら、来年こそはコバノミツバツツジの群落を見るため、楽な佐賀県側から井原山に登ろうかと思いを巡らせている。

 写真は上から、雷山山頂、山頂に咲いていたコバノミツバツツジ、三つの石の祠が並ぶ雷神社上宮。下の写真が登山マップ。


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