百道浜の長生き?野良猫

IMG_2642.jpg

 「モンバン君」と勝手に呼んでいる野良猫が、福岡市早良区の百道浜界隈にいる。6~7年前だったか、最初にこの猫の存在に気付いた時、いつも福岡市博物館の裏門横にいたことから、門番呼ばわりするようになった。猫の個体識別が得意なわけではないが、この猫は額の模様が特徴的で、横分けした前髪を垂らしているようにも見える。つい先日も博物館前庭を元気に歩いているのを見かけた。つまり、この猫は少なくとも6~7年は生きている。

 野良猫の平均寿命については、ネット上には2~3歳、あるいは4~5歳といった情報が散見される。どの程度信頼できるのかはわからないが、博物館や福岡タワー前などで見かけた猫たちが、翌年には姿を消していることがよくある。「平均寿命2~3歳」というのは感覚的に納得できる数字だ。百道浜界隈では夕方、猫に餌を与えている人たちがいるので、一定の食事は確保できていると思うが、それでも野外生活はやはり過酷なのだろう。だとしたら、モンバン君は野良猫としてはずいぶん長生きしていることになる。

 昨年暮れに見かけた際は、博物館前の路上でうずくまるようにしていた。「老いたのだろうか」と思っていたが、冒頭書いたように、この春は元気な様子だった。上の写真で真ん中に写っているのが問題のモンバン君で、2015年5月に撮影した。ネット上にある百道浜の野良猫の画像を探してみると、他の方が撮影した動画や写真でもこの猫の姿を確認できる。百道浜にいる野良猫はおおむね警戒心が強く、この猫にしても決して人懐こいわけではないが、少なくとも人慣れはしているようで、こうやって写真に収めることはできる。野外で生き延びていくうえで、この性格は少しはプラスになっているのだろうか。

 なお、モンバン君と呼んではいるが、実は大きなお腹を抱えた姿を見たことがあり、本当は雌ではないかと思われる。タイトルを「長生き?野良猫」にしたものの、日本ペッドフード協会が昨年暮れに発表した飼い猫の平均寿命は15.33歳。完全室内飼いのケースに限れば、16歳を超える。同じ猫でも、氏育ちが違えば、生きることができる歳月がこれだけ違ってくる。
関連記事
スポンサーサイト
[Edit]

コメント

非公開コメント