福岡市街地を流れる樋井川でアカエイを撮影した

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 福岡市街地を流れる樋井川でアカエイが目撃されているとの記事が先日、地元紙の西日本新聞に載っていた。記事によると、河口から2キロほど上流の場所で、1時間の間に20匹以上を見つけることができたという。最近は体調が悪くてさぼっているものの、樋井川河口の百道浜付近を散歩するのが長年の日課だったが、河口付近ではアカエイなど一度も見かけたことはない。ぜひ見てみたいものだと思い、久々の好天となった4日午後遅く、普段は滅多に行かない樋井川の少し上流部を散策してみた。

 この時間は運悪く満ち潮だったようで、樋井川の水量は普段以上に多く、しかも濁っていた。これではアカエイを見つけるのは難しそうだと落胆したが、中央区草ヶ江、対岸の鳥飼付近の川沿いを小1時間ほど歩き回ると、20匹以上とはいかなかったが、数匹のアカエイを確かに目撃することができた。エイが泳ぎまわる度に川底の泥が巻き上がって水が濁るため、残念ながら鮮明な写真は撮れなかったが、特徴的なエイの姿を何とかとらえることはできた。

 このアカエイ、尻尾には鋭い毒針があり、アカエイが網にかかると、漁師はすぐさま包丁で尻尾を切り落とすと聞いたことがある。アニマルプラネットの番組『クロコダイル・ハンター』で有名だったスティーブ・アーウィンさんはアカエイに胸を刺され、亡くなったというから、かなり危険な生き物だと言えるだろう。一方で見た目と違って、煮付けなどにすると意外に美味だという話もあり、昔は結構食べられていたという。

 ところで、なぜ、市街地を流れる川などに上がってきたのだろうか。西日本新聞記事には、海水と淡水が入り混じる汽水域の河口で見かけることは珍しくないという趣旨のことが書かれていた。調べてみると、富山市では2003年、河口から3.5キロも上流で捕獲されている。もっとも、この一件を報じた地元の記事は「迷子?」という見出しがついており、やはり特別珍しいケースだったのだろう。夏場は繁殖シーズンで、出産(卵胎生のため赤ちゃんを産む)のため、内湾や浅瀬にやってくる習性があるという。良いお産の場所をあれこれ探しているうちに、マンションが建ち並ぶ場所にまで上がってきてしまったのだろうか。
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コメント

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これほどはっきり写っているという事は、相当大きいのでしょうね。

Re: タイトルなし

全長は恐らく30㌢といったところでしょうか。望遠レンズで撮った写真です。