朝倉の清酒「国菊」はうまい

旧聞に属する話2011-三連水車1

旧聞に属する話2011-三連水車2

 朝倉の三連水車が6月18日から動き始める。春に見た時は骨組みだったが、稼働を目前に控え、そろそろ重厚な姿に戻っていると思い、週末に訪ねてきた。ところが、依然としてご覧のような状態。ただ、水車近くには真新しい部材が積まれており、近々完全な姿になりそうだ。

 2番目の写真は、本物の三連水車から程近い農産物直販施設「三連水車の里あさくら」内にある実物大模型だ。敷地の一部が芝生広場となっており、その一角に据えられている。ただし、鋼鉄製で、モーターにより回っている。迫力では及ばないが、黒々とした姿が「水田のSL」と呼ばれる本物の雰囲気をよく伝えており、本物が休止する期間(11月から6月中旬にかけて)は、この模型をバックに記念写真を撮っている人も多い。

 この一帯、「三連水車の里あさくら」のほかにも道の駅をはじめ農産物の直販施設がかなりあり、週末になると、新鮮で安価な野菜や果物を求めて大勢の人が訪れる。私もその一人なのだが、お目当ての一つは、地元の酒蔵「篠崎」で造られた清酒だ。以前、首都圏の知人に「エッ!福岡で日本酒造っているの。なんかまずそう」と小馬鹿にされたことがあるが、この人は九州人は焼酎しか飲まないし、造らないと思っていたようだ。

 福岡はその昔、灘、加賀と並ぶ「日本三大酒どころ」と呼ばれていた時代もある。しかし、自前のブランドを売り出すのではなく、桶売りと呼ばれる方式で他県の酒どころに卸すのが中心だったため、全国的知名度を得ることなく終わった。今回の口蹄疫騒ぎで、有名な「○○牛」が、元は宮崎牛というケースもあることが周知の事実になったが、同じような仕組みが酒でもあった(ある)のだ。

 福岡県の酒蔵は最近、どこも自前のブランドを意欲的に売り出しており、「篠崎」の酒も知名度を高めているように思う。ここの清酒は「国菊」という名前だ。味の方は、あくまでも個人的な好み・評価だが、スキっとした甘口の酒で、冷やして飲むと特にうまい。

 蛇足を一つ。「篠崎」は清酒だけでなく焼酎も造っているが、焼酎の方は少しネーミングがいただけないと思う。興味のある人は酒蔵のホームページを見てほしい。
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