2012/01/31 政治&行政 ゆるキャラ乱立の福岡市、居直る 福岡市に39種類もの「ゆるキャラ」が乱立していることを紹介する記事が昨年暮れ、産経新聞に掲載されていた。役割がかぶるキャラクターも少なくなく、記事は縦割り行政の弊害を指摘していたが、どのキャラも知名度が低いため、批判の矢面には立たされていないと皮肉っていた。この記事を福岡市の幹部が読んだのかどうかは知らないが、どうも居直ったようだ。39種のうち、着ぐるみがある15体を総出演させたビデオを制作、市の公式... 続きを読む
2012/01/30 街や世相 「雄弁」「力」「勝利」「自由」 福岡市博物館が改修工事のため4月2日まで長期休館している。ただ、日中は敷地内に立ち入ることができ、晴れた日には散歩している人を結構見かける。また、館の玄関前に飾られている4体の彫刻目当てに訪れる人もいるようだ。近代彫刻の巨匠の一人と言われるアントワーヌ・ブールデルの作品で、タイトルは男性像が「雄弁」と「力」、女性像が「勝利」と「自由」。高さは3.75㍍、台座も含めれば4.55㍍にも上る巨大なブロンズ像で、... 続きを読む
2012/01/27 街や世相 救急車で犬を運んで! 「救急車で犬を運んで!」とは意味不明のタイトルだが、福岡市で昨年実際あった迷惑119番の実例だ。市の公式サイトに昨年の救急・火災統計が掲載されているのだが、この中に「対応に苦慮する119番通報事例概要」として紹介されている。犬が車に轢かれたための通報で、恐らく飼い主からだったのだろう。 ほかにも容易には信じられない119番がいくつかある。「夫と電話がつながらない。様子を見に行って」「川の中にカバンを落と... 続きを読む
2012/01/22 史跡探訪 珍敷塚古墳の彩色壁画 うきは市の農産物直売所に22日買い物に行った帰り、筑後川左岸に集中する装飾古墳のひとつ珍敷塚古墳(国史跡)に立ち寄ってきた。古墳といっても墳丘はなく、壁画が描かれた石室の壁が一枚が残るだけで、土蔵のような建物で保護されている。一見しただけでは、到底古墳には見えない。古墳横の民家に管理人が常駐しており、声をかければ見学可能と聞いていたが、古い情報だったようで、現在では市教委に事前の予約が必要らしい。... 続きを読む
2012/01/21 昭和の昔話 私が食べていた「ひよ子」の正体 小学校に上がる前、九州山地の麓にある小さな街で暮らしていた。親族の多くが福岡に住んでおり、盆・正月の楽しみの一つは彼らが土産に持ってきてくれる博多銘菓だった。何より「ひよ子」が好物で、毎日のように食べてもまったく飽きなかった。ある日、かぶりついた「ひよ子」がいつもと微妙に違うのに気付いた。妙に色白だし、子供心にも味が上品な気がする。もう「落ち」を察した人もいるだろう。私が普段食べていたのは「ひよ... 続きを読む
2012/01/19 事件簿 福岡OL遺棄事件に進展は 福岡市博多区の地下鉄東比恵駅構内に、「福岡OL死体遺棄事件」の情報提供を呼びかけるチラシが貼られていた。今年3月で発生からまる2年を迎えるが、捜査に目立った進展がないのか、事件についての報道はほとんど途絶えている。昨年暮れ、公費懸賞金制度の対象に再指定されたことが報じられたが、この1年間では、これが事件に関する唯一の報道ではなかったか。 この時の各紙記事にも新しい情報はまったくなかった。県警がこれま... 続きを読む