2013/10/31 事件簿 死刑執行1231日の空白 近藤武数(1989年11月10日、福岡拘置所で死刑執行。62歳没)1953年、強盗殺人事件で無期懲役判決を受け服役。68年6月に仮釈放され、その後、熊本市内で女性と知り合い結婚した。2年後に妻が家出したが、妻の姉夫婦が近藤と離婚させようとしたためだと邪推。熊本県高森町内の義姉宅に侵入し、義姉の夫を刺殺、義姉と子供2人にも重軽傷を負わせた。79年7月、最高裁で死刑判決。 立川修二郎(1993年3月26日、大阪拘置所で死刑執行... 続きを読む
2013/10/27 自然&生き物 ツシマヤマネコ飼育15年 国の天然記念物ツシマヤマネコを15年も自宅で飼育していた対馬の男性に関するニュースが25日の各紙朝刊に載っていた。天然記念物を無許可で飼育するのは種の保存法違反であり、環境省は男性に厳重注意したのだが、一方で同省は飼育期間が15年にも及んだことに興味津々らしい。動物園での飼育期間は平均で10年程度で、男性が飼っていたヤマネコは1・5倍も長生きだったことになるからだ。 男性が飼っていたのは交通事故でけがをし... 続きを読む
2013/10/26 政治&行政 カパプーを復活させては 福岡市早良区百道の福岡インターナショナルスクール前の歩道フェンスに、懐かしい「カパプー」の絵があるのに気付いた。1995年に開かれた大学生のスポーツの祭典、ユニバーシアード福岡大会のマスコットキャラクターだ。恐らくこの時に飾られたものだと思うが、今も色鮮やかに残っている。 このカパプーなるマスコットは国内のイラストレーターの考案で、名前は後に公募で決まったと記憶している。ムーミンを縦に引き延ばしたよ... 続きを読む
2013/10/20 経済&観光 博多灯明ウォッチング2013 福岡市の秋の恒例行事となった「博多灯明ウォッチング」が10月19日夜、博多区の中心街一帯で行われた。昨年に続いて見に行き、今年も大いに楽しんできた。ただし、櫛田神社の灯明を見た後、空腹に耐え切れずにキャナルシティのラーメンスタジアムで夕食を取ってしまったため、午後9時までの開催時間内にすべての個所を回ることはできなかった。1年に一度きりの催しなのだから、空腹を少し我慢すれば良いものを。 写真は博多小学... 続きを読む
2013/10/19 昭和の昔話 大バカ者の阿蘇ドライブ 先日、くじゅう・阿蘇にドライブに行った際、帰路は菊池阿蘇スカイラインを通ることにした。ところが、阿蘇の大観峰から10分程車を走らせると、大渋滞にぶつかった。 スカイラインは、熊本市街地と阿蘇とを結ぶ国道57号線の抜け道的な利用もされている。「スカイラインが混んでいるということは国道57号線が尋常でないほど渋滞しているのに違いない」と想像できた。なのに、この想像の正しさを確かめるため、わざわざスカイライ... 続きを読む
2013/10/18 事件簿 東京拘置所を見物してきた 東京拘置所に行ってきた。と言っても別に収容者に面会してきたわけではない。単に周囲を散歩してきただけだ。1997年から行われた建て替え工事で周囲の巨大な塀は取り払われ、敷地の一部は公園化されてもいる。開放感さえ感じる施設だったが、死刑囚や刑事被告人らが収容されている放射状の巨大な建物には奇妙なまでに圧迫感を覚えた。 拘置所があるのは葛飾区小菅。初めて行く土地だったが、東武線の小菅駅で電車を降りると、周... 続きを読む
2013/10/12 事件簿 別府巡査殺しの謎 先日、大分県宇佐市に行ってきた。宇佐神宮に参拝し、境内に保存してあるSLクラウス号を見学してきたが、宇佐神宮だけが目当てだったわけではない。同市の四日市地区にあったという防空壕にも行きたかったのだ。だが、下調べが不十分だったこともあり、探し当てることが出来なかった。あるいは、そもそも現在では存在さえしていないのかもしれない。 この防空壕とは今から半世紀以上前の1962年2月17日、別府市内の派出所に勤務... 続きを読む