旧聞since2009

親不孝通り復活?

 福岡市中央区天神3で「親不孝通り」の名称を復活させようという動きがあるらしい。地元紙の西日本新聞が報じている。現在、この通りは読みは同じ“オヤフコウ”ながら「親富孝通り」を名乗っている。同紙によると、かつて九州各地の若者たちを吸い寄せた時代の活気を取り戻したいと、地元の商店主たちが名称復活を検討しているという。 西日本新聞がこの動きを初めて報じたのは10月30日朝刊だったと思うが、この記事では親不孝通...

続きを読む

大分市中央通りの歩道

 2年ぶりに大分市に行き、生まれ変わった駅ビルや商店街をぶらぶらして来た。駅前のメインストリート・中央通りでは今年3月から、車道1車線を潰して歩道を広げるという社会実験が行われている。市中心部のにぎわいを取り戻す狙いだったというが、大分市は先頃、「歩道拡幅の効果はなかった」という検証委員会の報告を受け、年度内に車道に戻すことを発表した。1年に満たない実験で効果を計るのは少し性急すぎるのではないかと...

続きを読む

昭和40年代、50歳代は老人だったのか?

 妙なタイトルだが、昭和時代の連続殺人犯、古谷惣吉(ふるたに・そうきち)に関する話である。古谷は1965年(昭和40)、兵庫、福岡、滋賀、京都、大阪の5府県で短期間に8人の男性を殺害し、85年5月、71歳で死刑が執行された。当時、「一人暮らしの貧しい老人ばかり計八人を殺害」(古谷の死刑確定を伝えた78年11月28日の読売新聞夕刊)と報じられ、現在でもウィキペディアなどネット上には「8人の老人を手当たり次第に殺害」など...

続きを読む

静かな大宰府政庁跡

 太宰府市に行き、九州国立博物館で開催中の『美の国 日本』を見た後、大宰府政庁跡を散策してきた。平日だったが、大駐車場には次々に観光バスが到着し、太宰府天満宮の参道は修学旅行生と中国人の団体客で埋め尽くされていた。天満宮は「学問の神様」として全国的にも有名らしいので、修学旅行生が参拝するのは理解できないでもないが、なぜ中国人にまで人気があるのかは正直、謎だ。梅が枝餅でも爆買いしているのだろうか。 ...

続きを読む