2016/01/30 街や世相 撮影可能になった福岡市博物館 久しぶりの好天となった1月30日、散歩がてら福岡市博物館に立ち寄ったところ、企画展示室の前には長い行列ができていた。国宝の刀「圧切(へしきり)長谷部」が今月いっぱい展示中で、これを目当てに若い女性らが詰め掛けていると報道されていた。会期も残すところ2日間、しかも週末とあり、依然として多数の入館者が殺到しているようだった。 「圧切長谷部」とは、織田信長が茶坊主を手打ちにしようとしたところ、棚の下に隠れ... 続きを読む
2016/01/29 街や世相 博多駅の待合室 まだ若かった頃、遠方に出掛ける際は、宿泊費や交通費を浮かせるため夜行列車(寝台列車ではない)をよく利用していた。目的地に着くのは早朝どころか、未明の時もあったが、そんな場合は駅の待合室で夜を明かした。本州のとある駅でうたた寝しながら朝を迎え、そのまま大学受験に向かったことさえある。一応合格はしたので、私にとっては数少ない武勇伝だが、この大学には入学しなかったため誰も信じてくれない。 本題は駅の待... 続きを読む
2016/01/24 街や世相 1977年以来の大寒波 この冬一番の寒波が西日本を襲い、24日は福岡市も近年では珍しいぐらい雪が降り続く一日となった(とは言っても積雪は1㌢だったが…)。福岡市としては約40年ぶりに真冬日になるのではないかと予想されていたが、最高気温は0.6度と辛うじて氷点下を上回った。午前0時過ぎに記録したらしい。(※真冬日になったと誤った情報を書いていたので、タイトルとともに訂正した) 約40年ぶりでは少しアバウトなので、福岡市が最後に真冬日... 続きを読む
2016/01/20 経済&観光 恋の浦の現在 福岡県宗像市の直売所に行った帰り、福津市の「恋の浦」に立ち寄って来た。ここには以前、鹿児島市の城山観光が運営する「玄海彫刻の岬 恋の浦」という野外美術館を兼ねたレジャー施設があり、開放的な雰囲気を気に入り、かなり頻繁に通っていたことがある。入場客減少により2001年12月にいったん休園したが、その後、跡地を買い取った別会社が2008年7月、「恋の浦ガーデン」の名前で営業を再開したと聞いていた。しかし、門は... 続きを読む
2016/01/13 街や世相 1,300本に減った西公園の桜 福岡市中央区の西公園を散策中、ソメイヨシノの根元に「お酒をかけないで。桜が枯れます」と書かれた看板があるのを目にした。病害虫に弱いと言われるソメイヨシノだけに、酒をかけられ雑菌でも繁殖すれば、本当に枯死する恐れもあるのだろう。それにしても、いくら花見に酒は付きものと言っても、桜にまで飲ませることはないだろうに…。 昨年5月に「影が薄い西公園」という記事を書いたが、ここは市内では有数の桜の名所で、毎... 続きを読む
2016/01/07 街や世相 愛宕神社下に出来た大山祗神社跡公園 この正月、初詣を兼ねて福岡市西区の愛宕神社に登ってきた。標高約60㍍の山上に拝殿があり、急な石段や坂道はジョギングコースとしても人気だ。その坂道の途中に展望台らしき見慣れぬ建造物が出来ていた。近付いてみると「大山祗神社跡公園」と書かれたプレートが掲げられ、展望台下部にあった説明板には公園の由来が記されていた。 大山祗神社は山の神であり、かつて愛宕山の北側に広がっていた早良炭鑛(姪濵炭鑛)の守り神で... 続きを読む