2016/02/25 街や世相 イオン西新店閉店 イオン九州が23日、西新店(福岡市早良区西新4)を5月いっぱいで閉店すると発表した。店内にもすでに閉店のお知らせが貼りだされている。建物は今年で築49年。老朽化が理由らしい。昨年9月1日、ダイエー西新店からイオン西新店に店名を変えて再出発した際、閉店を免れたことを喜び「イオン西新店、屋号の変遷」という記事を書いたが、イオン西新店としての歴史はわずか9か月で終わることになった。街のランドマークであり、商業... 続きを読む
2016/02/22 街や世相 風レンズ風車撤去へ 福岡市早良区のシーサイドももち海浜公園に設置されていた3基の風力発電用風車から羽根が取り外され、発電不能の状態になっている。東区のみなと100年公園にあった同型の風車が破損事故を起こし、再発を恐れた市が半年前の昨年8月に取り外したという。風車自体も近く撤去する方針らしい。 この風車は九州大の研究グループが開発した「風レンズ風車」で、風レンズと呼ばれるカバーにより微風でも効率的に発電できるというのが売... 続きを読む
2016/02/18 街や世相 サザエさん像また災難 福岡市早良区のシーサイドももち海浜公園に設置されていたサザエさんファミリーのシルエット像がまたも被害に遭った。昨年7月にサザエさん像が壊されたのに続き、2月16日にはタラちゃん像まで折られてしまった。17日夜に現場付近を散歩したところ、残っていたはずのカツオ、ワカメ像までも撤去されており、物寂しい雰囲気になっていた。18日の西日本新聞によると、早良区役所が一時的に避難させたという。このシルエット像が設置... 続きを読む
2016/02/15 昭和の昔話 教室ストーブの思い出 最高気温が13日には20度を超えていた福岡市だが、寒の戻りで15日には一気に5度前後まで下がり、凍える一日となった。福岡市は現在、全市立小中学校へのエアコン設置を段階的に進めているところだが、これほど寒くても暖房使用は認めていないという。あくまでも夏場の熱中症対策のため設置したエアコンであり、少々寒いのは我慢しろということらしい。せっかく教室にエアコンがあるのだから、校長らの判断で臨機応変に使えば良い... 続きを読む
2016/02/12 街や世相 春の風物詩シロウオ漁 福岡市西部を流れる室見川河口で、シロウオ漁のための仕掛け(やな)作りが行われている。今年の漁解禁は今月16日。透き通ったこの魚は福岡では春を告げる魚として珍重され、生きたままポン酢しょうゆで食べる「踊り食い」が特に好まれている。ツルッとしたのどごしが絶品らしい。長年福岡に住んでいながら、“らしい”と書くぐらいだから食べたことはない。シロウオ会席などは意外と値段の張る料理で、リーズナブルな食生活を送っ... 続きを読む
2016/02/08 歴史雑記 安寿と厨子王の父の墓が福岡にあった? 江戸時代、早良郡庄村(現在の福岡市早良区室見一帯)の西端にあった竹林に、地元民が「岩木判官正氏墓」として畏れる石仏があったという。貝原益軒(1630~1714)が福岡藩の地誌『筑前国続風土記』の中で紹介している。岩木正氏とは『山椒大夫』の主役、安寿と厨子王姉弟の父親で、一般的には岩城正氏と書かれる。彼が帝の怒りを買い、筑紫に流されたことが姉弟の悲劇の幕開けだ。続風土記には墓について次のように書かれている... 続きを読む