2017/01/25 街や世相 西新商店街で建物倒壊 25日午後、福岡市早良区西新の上空を複数のヘリが騒々しく飛び回っていた。何事が起きたのだろうと思っていたら、外出していた家族から急報が入った。「西新商店街でビルが倒壊したらしい」と。これは一大事だと思い、現場に急いだところ、商店街の狭い路地には消防車が並び、騒然とした雰囲気だった。現場周辺は立ち入りが規制され、遠くからはさっぱり状況がわからなかったが、現場近くの商店の女性によると、解体中の建物が突... 続きを読む
2017/01/25 政治&行政 義務的経費が膨らむ福岡市予算 福岡市の2017年度一般会計予算案についての予測記事が先日、複数の新聞に掲載されていた。中身はほぼ共通しており、総額は8300~8400億円規模で、今年度の7845億円を大きく上回り、過去最大になる見通しだという。ずいぶん景気のいい書き出しだが、読み進めていくと非常に怪しくなる。主要財源の市税の増収はわずか20億円程度。一方で、義務的経費は今年度当初の3838億円から4450~4500億円まで増大するという。つまり予算規模が... 続きを読む
2017/01/21 歴史雑記 地行の由来 検索サイトに「地行 地名の由来」と入力すると、比較的上位にこのブログの過去記事「地行にあるのに西新?」が表示される。このためにこのブログを訪問される方が散見され、以前から心苦しく思っていた。「地行にあるのに西新?」は、地行(じぎょう)に新築されているマンションが西新を名乗っていることを取り上げた話で、地名の由来についてはひと言も触れていないからだ。実際に由来を解説しているページ自体もネット上には... 続きを読む
2017/01/14 昭和の昔話 昭和の成人式 タイミングを逸してしまったが、成人式の思い出話を。現在、福岡市では「成人の日」の式典は1会場(今年は博多区のマリンメッセ)だけで行われているが、私の時代は区単位で開催されていた。各区でどんな催しが行われるかを報じた当時の新聞記事を見つけたので、以下に紹介した。役所お仕着せではなく、新成人をまじえた実行委員会でプランを練ったらしいが、その割には(あるいはそのためか)どこも講演とコンサートばかりで、... 続きを読む
2017/01/13 歴史雑記 福岡市通俗博物館 福岡市に戦前まで、『通俗博物館』なる施設があったと知り、「館内は俗な展示物で埋め尽くされていたに違いない」と勝手に想像してワクワクしてしまった。ところが、これは大正時代ぐらいから盛んに提唱され始めた“通俗教育”のための施設で、通俗教育は現在では社会教育という言葉に言い換えられている。通俗の意味が現在とは異なり、要するに普通の博物館だったわけで、少し落胆した。 通俗博物館があったのは現在の福岡市中央... 続きを読む
2017/01/12 街や世相 油山市民の森の吊り橋 福岡市の油山市民の森に赤く塗られた吊り橋が架かっている。長さ52㍍、地上からの高さは30㍍。2015年4月に書いた「遠足はいつも油山だった」の中で、「1969年、『市民の森』開設に当たり南区のご夫妻が寄贈し、78年に市が改修したと現地説明板にあった。吊り橋を寄贈するとは豪気だ」と紹介したことがあるが、実は市側が長く受け取りを拒否し、吊り橋はまさに宙ぶらりんの状態になっていたことを先頃、たまたま知った。詳しい経... 続きを読む