旧聞since2009

2017ホークス優勝パレード

 福岡ソフトバンクホークス2年ぶりの日本一を祝うパレードが26日、福岡市のメインストリート明治通りで行われた。博多区の呉服町交差点から中央区の平和台までの2・3㌔を、5台のオープンカーと2台のバスに分乗した選手、監督、コーチらは約30分かけて行進、沿道に詰め掛けた大勢のファンの声援に応えていた。この日の人出は、一昨年をさらに1万人上回る36万人だったという。 この5年間で3度目、ホークス福岡移転以降では...

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紅葉の秋月

 福岡県朝倉市の秋月に23日、紅葉見物に行ってきた。福岡藩の支藩、秋月5万石が治めていた静かな城下町で、秋月城址は県下有数の紅葉の名所だ。祝日とあり、城址一帯は大勢の行楽客で混雑し、秋月に通じる細い一本道は渋滞が続いていた。ただ、この日の秋月の賑わいぶりを伝えたNHKニュースによると、例年に比べ、人出は2割程減っているという。今年7月、同じ朝倉市の杷木地区を九州北部豪雨が襲い、秋月も被害を受けたと勘違...

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くじゅう連山初冠雪

 19日、大分県のくじゅうに紅葉見物に行ったところ、くじゅう連山の山々は早くも雪をかぶっており、思ってもいなかった雪景色を見ることができた。登山口に当たる九重町の長者原に昼食がてら立ち寄り、寒さに震えながらタデ原湿原を散策してきたが、うっすら雪化粧した三俣山(1,745㍍)の姿は圧巻だった。帰宅後に見たニュースによると、この日が初冠雪で、例年より5日早かったという。 ところで、長者原で昼食に食べたのは、...

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江田船山古墳の石棺保存施設

 先日、熊本県和水町のトンカラリンに行ったついでに、すぐ近くにある国史跡、江田船山古墳を見学してきた。75文字の漢字が刻まれた「銀象嵌銘太刀」など92点もの国宝が出土した5世紀後半頃の前方後円墳で、歴史的価値はトンカラリンの比ではない。本来ならば、「ついでに」見学するような史跡ではない。付近には塚坊主、虚空蔵塚という二つの古墳もあり、一帯は史跡公園としてきれいに整備され、桜並木もあった。見学した日は雨...

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トンカラリン再訪

 熊本県和水町(旧・菊水町)に残る謎の遺構「トンカラリン」の資料を探していたところ、『熊本県大百科事典』(熊本日日新聞社、1982)のトンカラリンの項目に興味深い記述があった。排水路と考えられた時代の出版物であり、最初から「玉名郡菊水町瀬川字北原、長力にある水路遺構」と紹介されているのだが、これだけでなく以下の突っ込んだ記述があるのだ。 「明治一六年(一八八三)生まれの古老の証言などで、施工者は地主だ...

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博多千年煌夜

 歴史ある博多の寺社をライトアップで彩る「博多千年煌夜」(博多ライトアップウォーク2017)に4日夜、行ってきた。日本シリーズ第6戦の行方をものすごく気にしながら。 早くからライトアップウォークの前売り券を買い、楽しみにしていたのだが、11月1~5日の開催期間中、仕事等の都合で行ける日は4日しかなかった。日程が重なり気掛かりだった日本シリーズも、4日には決着がついているだろうと傲慢にも思っていたのだが、...

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トンカラリンを再訪したい

 ずいぶん昔のことだが、熊本県和水町(当時は菊水町)にある謎の遺構トンカラリンを何かのついでに見学したことがある。当時は遺跡や遺構などにそれほど関心がなく、また、トンカラリンはこの頃、近世に造られた排水路跡だと考えられていたこともあり、ごく短時間、遺構の一部を眺めただけで、さっさと次の目的地に向かった。自宅からトンカラリンまでは九州自動車道を使えば、2時間あまり。さほど遠いわけではないが、その後は...

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