2019/10/02 歴史雑記 博多にいた「ガリヤの種族」とは 国会図書館デジタルコレクションに収録されている明治時代の出版物『福岡県郷土史誌』(藤野磯雄編、1901)に、「ガリヤの種族と由来」という奇妙なタイトルの一文があった。「福岡にガリア人でも住んでいたのか」と例によってバカな想像をしながら読み進めると、見慣れた話が記されていた。博多が小早川秀秋に治められていた慶長4年正月7日、松囃子の一行と秀秋の使者が大げんかになり、松囃子の参加者が使者を殺害してしまっ... 続きを読む