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大濠公園にイルミネーション

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 14日の帰宅途中、福岡市中央区の大濠公園にイルミネーションがまたたいているのに気付いた。それもかなり大規模なものだ。長いこと福岡市に住んでいるが、この公園にイルミネーションが取り付けられたことなど記憶にない。ただ、物珍しげに見とれている人は私以外にあまりいないようだった。何しろこの公園はジョガーのメッカ。みんな黙々と走っていた。

 いったい何の催しなのかと不審に思い、帰宅してネットで調べたところ、福岡県の公式サイトなどに紹介があった(大濠公園は県営公園なのである)。「Shining Park 2010」という企画で、主催は地元自治会などで作る実行委員会。やはり今年が初めての取り組みらしい。使っているLED電球は12万個にも上るという。ただ、期間は12月17日から26日までとあった。たまたま試験点灯を目撃したようだ。

 同サイトによると、大濠公園の中央部にある島全体(全長300m)を彩る計画だという。湖面に映える明かりは今でも十分きれいだが、17日の本点灯以降はさらに大掛かりなものになりそうで、ちょっと楽しみではある。

 それにしてもこの企画を紹介する新聞記事やテレビニュースなどにまったく気付かなかった。私が見逃しただけかもしれないが、福岡市のセントラルパーク的な公園を大々的に彩るというのに、えらく注目度が低い気がする。イルミネーションなど今さら珍しくも何ともないということだろうか。
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