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2014年に消えた草深原

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 印西市に民話がある。その一つに「草深原(そうふけっぱら)の狐」があり、菓子屋が狐に化かされる話で、印西牧の原駅の南北両口に掲示してある。昔のことと勘違いしていたが、草深原をネットで見つけた。ジョイフル本田(複合スーパー)の北側のあたりで、UR千葉ニュータウン(県有地)が2014年建設、業者が住宅地を建設した。つまり草深原は9年前に消えたのだ。

 学術的な貴重な自然環境であったようだ。毎日新聞によると、「1970年代の大規模な造成で生まれた平たんな土地が草原化。本格的な宅地造成もなく約40年間放置され、いつしか希少種の聖域となり、『奇跡の原っぱ』と呼ばれる」(2013年6月16日朝刊)。約50ヘクタール、キツネ、ゲンジボタルなども生息していた。

 しかし、千葉県議会では討論する様子もなかった。会議録検索システムを使って「草深原」を検索しても「印西牧の原50ヘクタールの草深原への不見識な対応」(2013年12月20日)とあるだけだ。これは森田健作知事(当時)の対応についてだ。

 草深原は消え、住宅が立ち並ぶ。9年前に見たかった。

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